Testsetのライブへ。
ライブには何度か行き、普段から音源も聴いている好きなバンドだが、
会場から開演まで1時間+ライブで、足がキツかった。
思えば昨年の恵比寿ガーデンホールでは立ったり座ったりできた。
セットリストはワテには賑やかすぎた。
というか、メロディや展開に違いがあったとしても、
曲同士のBPMが揃い過ぎると少しずつ飽きが来る。
流れに、緩急の差やノリの違いがあって、興奮がじわじわと高まる。
(ジャンルは違うが、Opethはその最たるもの。)
ノリノリで踊れる曲とボーっと立ち尽くす曲の落差、
あるいはひとつの曲の中での意外過ぎる展開、そこに鳥肌が立つ…。
でも後半に「Glass」をやってくれて嬉しかったし、ホッとした。
長年聴いてきて、ひいき目もあるだろうが、楽曲のもつ説得力がやはり違う。
自分はまりんのソロやCorneliusのような静謐さを含んだ楽曲の方が好みなようだ。
彼らは今後、中国(広州と杭州)のフェスに「出稼ぎ」出演するとのこと。
あの3DCGは中国人にウケそう。
※開場前に地上で、南米系男性2人に「あなた英語できる?これ何のバンド?」
と英語で訊かれたので、こうこうこういう要素を持ったカッコええバンドじゃけん、
と拙い英語でまくしたてた。
「他にまだ聞きたいことある?」
「サンキュー、ようわかったからもうええよ。」
……『音楽殺人』聴こう、っと。