Loopが苦手。音楽だけでなく、同じことの繰り返しには飽きてしまうほう。Loop音源って、カッコいいのは分かるんだけど、全部お膳立てされている安易さがあかん。なんや付け入るスキがあらへん。カッコエエから自分の曲にいっちょ取り入れたろうかとなるかいうと、ならん。思えば、これまでダウンロードしたwavのLoopは使った験しがなく、無用の長物状態。というわけで、他のDTMerも言うてるように、フリー音源の多くはストレージ浪費であるということの意味が、漸く分かってきた。最近は、本格的なプラグシンセやエフェクターのほうに益々目が向くようになってきたので、ストレージを圧迫するLoop音源は、捨つるか外付けＨＤＤにお蔵入りの運命を辿りつつある。｜｜話は変わるが、イントロ→A→B→サビ→Ａ→Ｂ→サビ→Ｄ…などといった定型に拘らんと、最後まで変化し続けて終わる楽曲ってよくないか。A→B→C→D→E（→Ｆ→Ｄ）とか。いかにもサビなんじゃないかと思う部分が一度しか聴けない、Loopもリフレインもしない音楽。そげなキャッチーさとは無縁の楽曲は、世の中にはほぼ存在せず、受けも悪いだろうが、不可思議で、切なくて、ええんちゃうか。ウケばかり狙わんと、「今の音」にも敏感にならんで、好きなことやったらええがな。アマチュアは責任も締切りもないんやさかい、ハチャメチャな音楽作うたらエエ…ってそれが一番むつかしいんやけどな。
