夢日記|明け方、珍しく解像度の高い夢を見た。夢は滅多に見ないので、記録すべし。|渋滞中の道路。私はゆったりとした速度で徐行している。前方には一台のワゴン車。そのワゴン車の背中がだんだん近づきいてきたので、ブレーキを柔らかく踏もうとした。だが、なんと革靴の爪先にブレーキの裏側が引っ掛かり、ブレーキがポロっと外れてしまった。踏むべきブレーキはもうなく、足は空を切るだけ。そして、車はゆっくりとワゴン車に近づいていく。あぁ、ぶつかる~!とワゴン車に軽くドンドンと2回追突。ワゴン車が止まった。急いでドアを開け、車から出て、前方の車に駆け寄る。「すみませ~ん!ブレーキが外れてしまって…」。ワゴン車の前席の二人は切れ気味の仏頂面で、私のことを睨んでいるが、なぜか無言のままだ。後部座席に目をやると、老夫婦が座っていた。ふたりともやたらとデカい黒目でこちらをジッと見つめている。そして右側のおばあさんの方がおもむろに、「首が痛~い!」と言ったところで、ハッと目が醒めた。|あまりにリアルで怖い。景色はリアルな日常そのものだが、車内の人々は、田邊剛や諸星大二郎マンガに出てくるような異様な顔つきだった。一次元の世界で彼らのマンガを楽しむ分にはいいが、目の前で実際に動き出すのはやめておくんなまし。|正夢にならないように気を付けたい。(どのへんを。)|BGB:『世の中は偶然に満ちている』(赤瀬川原平、赤瀬川尚子著、筑摩書房、2015年)
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