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台風の名前

2022年09月05日 | 日記

 台風は、北太平洋の南西部に発生した熱帯性低気圧で、北上して日本や東アジアなどを襲う暴風雨で、最大風速が毎秒17.2メートル以上に発達したものを言うとのことです。

 台風の語源は諸説があるようで、台湾や中国で、激しい風のことを「大風(タイフーン)」といい、また、中国福建省あたりでは、もともと「台湾付近の風」という意味から「台風」となったようです。

 大型で非常に強い台風11号は、東シナ海をやや発達しながら北上し、次第に進路を東よりに変えて九州へ接近し、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、台風から離れている地域でも太平洋側を中心にきょうから明日にかけて大気の不安定な状態が続くと言われています。

 気象庁では毎年、最も早く発生した台風を第1号と呼び、以後台風の発生順に番号をつけています。欧米では台風のような大嵐を「サイクロン」とか「ハリケーン」、「タイフーン」などと呼び、その実態は「発達した熱帯性低気圧」で、当初は地域ごとに生じる特有の気象現象だと思っていたようです。

 台風で忘れられないのは、1959年(昭和34年)9月26日(土曜日)に潮岬に上陸した台風第15号で、伊勢湾沿岸の愛知県・三重県で、死者・行方不明者の数は五千人をこえる被害が出て、特に甚大だったことから伊勢湾台風という名称が付けられました。

 台風シーズンになりました。台風に番号が付くのは納得しますが、被害状況に名前が付くような強烈な台風は来てほしくないものです。

 

 

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