定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

台風シーズン

2022年09月07日 | 日記

 二十四節気の「立春」から数えて210日目を、昔から台風襲来の時期として恐れられてきました。今年も大型で強い台風11号が九州北部から日本海へ向けて北上し、西日本各地に影響を及ぼし、連日非常に不安定な天候が続きました。

 台風に襲われることが多いシーズンは、農家にとって重要なイネの開花期で、農作物に被害を及ぼす心配があり、油断しないように戒めるシーズンです。この時期、気象予報に頼ることもできなかった昔の人は、仏前に花を手向け、手を合わせ祈るほかなかったようです。

 現代では進歩した科学技術の恩恵に囲まれ、品種改良や気象情報を得て、台風の来るまでに収穫を終えるなど、被害を最小限に抑える工夫がなされ、安定した生産が出来る様になりました。

 それでも、昨年はこの時期に記録的な大雨に見舞われ、各地で家屋や農地、道路や河川などに被害が出ました。先人は、あらがえない自然と向き合い、自然の恵みに謙虚な気持ちで感謝して生きてきました。

 現代社会も自然の中にあることを忘れないようにし、完璧な防災対策は出来ないかもしれませんが、過去の教訓から暮らしぶりを学んで、可能な限りの減災を心がけたいものです。

 

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