今週、名古屋駅前「ウイルあいち」で愛知県主催の「中高年者再就職支援セミナー」が開催され講師を務めます。既に受講者が定員30名に達し、キャンセルを待つ人がいると聞いています。
受講者の中には定年を迎えた人、やがて定年になろうとしている人もいるそうで、「定年退職」という人生の節目で、再就職して「新たな人生」に踏み出そうとしている人などに、私の経験を織り交ぜながら、基礎的内容と実践的内容を午前と午後にわたって行います。
定年退職した人で、最もまずいのは、やる事を失い精神的な張りを無くし、気分が落ち込むことです。今までの仕事を続ける事がでなければ、ぜひ、新しい仕事に挑戦してほしいものです。仕事は減らしても良いのですが、人間関係を減らさないように工夫することだと思います。
就労率の高さと寿命の長さは相関していると言います。働くことと、人間関係のどちらかはわからないようですが、仕事仲間(取引先や同業)、社内の飲み仲間、ゴルフ仲間、マージャン仲間、コーヒー仲間、ランチ仲間など、定年退職しても長く付き合っていくことと、新たな仲間を増やしていくことは寿命に関係しているようです。
定年になったとたん、名刺や肩書が無くなっただけで、急に疎遠になって人脈を失う人が多いようです。ご丁寧に「定年退職しましたので年賀状は今年で最後とさせていただきます」など、「エッ!」と思った事があります。徐々に・・・・がお奨めです。一気に全てのことを止めてしまうと、自分で感じていないと思うのですが、急に老化が進んだように人からは見えるのです。
私は、ブログを書き始めて満17年です。誰だかわからないのですが、いつもお読みくださる固定客のような人がいて、この事が私にとって生きがいになっています。
ネットで公開するわけですから「人に迷惑にならないように、私なりに内容をチェックしています」 真面目に書くつもりはありませんが、いい年をして、恥をかかないよう、脳の活性につながっていると思うのです。