気がつけば2022年も残りわずか、毎年この時期から慌て出す「年賀状」ですが、今年は、受付が始まって直ぐ投函(とうかん)を終えました。
近年は新年を迎えてすぐSNSで「あけましておめでとうございます」の連絡が入り、新年のあいさつはネットの利用で年賀状を減らす人が増えたようです。ネット利用は速くて強いのですが、やはり年賀状には年賀状の良さがあります。
年賀状を書くときは、今年をふり返り、迎える新年に思いを巡らす良い機会です。届いた年賀状の余白に記された一言に元気をもらうことも多いのです。
友人にはコロナ禍でしばらく会っていなく、家族の微笑ましい写真が届くと、元気で暮している様子から、思わずこちらも笑顔です。
若くして妻を亡くした友からは、毎年 個性のある年賀状が届き、生きていく厳しさと、生きている喜びを感じさせる、写真と文が書かれて届きます。
中学時代から続いている友人もいて、進学、就職、やがて結婚して子どもや孫のことを書いた年賀状が、生きて来た証し感じさせます。
先月は「喪中につき欠礼」のはがきが、歳を重ねるごとに増えました。また、令和4年の年賀状には「今年を持って年賀状は終りに・・・。」という趣旨の文が書かれているものもありました。また、私宛に同じ内容で2枚届いた賀状もあり、何かあったのだろうかと・・・・。
書かれている思いをくみとりながら、人とつながることは大切なことだと、余計な心配をしながら、一方通行でもいいから書いて出そうと思いました。