きょうは、一年のうちで太陽が最も低く、昼が短くて夜が長い日「冬至」です。「冬至(湯治)風呂」と称して「ゆず湯」に入り、カボチャを食べると「中風にならず」あるいは「長生きする」という風習がこの地方にもあります。
冬至は「一陽来復」で、冬が終わって春が来ること。転じて「悪いことがしばらく続いた後に良いことが起こるということ」を意味する言葉です。
新型コロナの感染やロシアによるウクライナ侵攻が長引き、物価高騰で厳しい状況が続いた1年は、残すところ10日です。気を引き締めて新しい年を迎えたいものです。
21日午後、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカのバイデン米大統領を訪問、ゼレンスキー氏の外国訪問はロシアによるウクライナ侵攻以降初めてで、バイデン氏は、「ウクライナがロシアの侵攻が続く限り祖国を守れるように」尽力するとも語り、多額の人道支援実施も発表したもようです。
バイデン氏は会談後の共同記者会見で、地対空ミサイル「パトリオット」の供与を含む18億ドル(約2400億円)のウクライナ向け支援を正式に発表したとのことです。
「パトリオット」は愛国派の意味で、アメリカ独立革命に際して独立を主張した人々をいい、現在では、日本を含む同盟国など世界10カ国以上で配備されている、防空用の地対空ミサイルシステムをそう呼びます。
雨が降れば、ぬれないように傘を差すがごとく、パトリオットがロシアのミサイルを防げるかどうか、そして侵攻が収まるかどうか、期待したいものです。