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長崎南山が長崎U-18(2nd)に3-2で競り勝ち、首位浮上▪︎高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2024長崎県リーグ1部 第13節

2024-09-20 21:00:00 | V・ファーレンU-18

[9月15日(日)12:20 高円宮杯 JFA U-18 サッカーリーグ2024長崎県リーグ1部 第13節 @長崎県スポーツ協会人工芝グラウンド]
長崎南山 3(2-1/1-1)2 V·ファーレン長崎U-18 2nd
得点者
13分 宮口 裕多(V·ファーレン)
41分 重松 遥良(南山)
45+5分 橋本 斗雅(南山)
73分(後28分)宮口 裕多(V·ファーレン)
81分(後36分)重松 遥良(南山)

過去に類を見ないほど混戦模様の今年の長崎県リーグ1部。長崎南山もV·ファーレン2ndもプリンスリーグ参入戦進出となる1位を狙える位置につけており、今回は直接対決でしたが、南山が競り勝ち、同じ勝ち点ながら直接対決で勝利している長崎日大を抜いて首位に浮上しました。


スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンはAチームと戦い方は同じ。
南山はとりわけ左サイドの宮之原翔の突破と左足、2トップのコンビネーションからの崩しが持ち味で、また今年はより守備が立て直されている印象です。


試合を通してV·ファーレンがボールを保持し、南山がブロックを作ってカウンターという時間が長かったと思います。

立ち上がりもV·ファーレンがボールを保持。
5分、いきなりビッグチャンス。コーナーキックの二次攻撃でDF4大束誠人(2年/V·ファーレン長崎U-15)がエリア内で倒され、PK。ただ、FW13宮口裕多(1年/セントラルFC宮崎)のキックは南山GK12山口大翔(3年/長崎南山中)が足でストップ。

先制のチャンスを逃したV·ファーレンに対し、少しずつ南山がボールを取れる展開に。

13分、南山。セカンドボール回収から左に展開し、MF7宮之原翔(3年/長崎南山中)が左足シュートは枠の左。

南山はボールを持つと右サイドバック5松本優寛(2年/長崎南山中)が高い位置を取り、残りの3枚でビルドアップ。CB3村田琳穏(3年/FINELUZ SAGA FC)がV·ファーレンの2トップ脇から斜めのロングボールを入れてくるパターンがよく見られた気がします。

18分、飲水タイム。

飲水タイム明けからまたV·ファーレンの保持から前進の時間。

20分、V·ファーレン。右サイドからの前進から受けたMF19片野琉人(2年/幕別札内FC)がマイナスの折り返し。FW11大山星七(2年/V·ファーレン長崎U-15)のシュートは南山がブロック。


ただ、そのコーナーキックで先制。MF8西村真生(2年/サガン鳥栖U-15)のキックをFW13宮口がヘディングで決めて1-0。


そこからも基本的にはV·ファーレンがボールを保持し、南山がプレスからカウンターという時間が長かったですが、お互いにあまりシュートまでいけないまま時間が過ぎていきます。

31分、クーリングブレイク。
この日は気温が高く、約15分に飲水、約30分にクーリングブレイクが設けられていたようです。

その後、少しずつ南山の圧力が強まる終盤。
39分、セカンドボール回収から右サイドMF11副島琉叶(2年/長崎ドリームFC)がカットインからシュートはGK正面。


そして41分、南山同点。エリア内中央、FW10浦大世(3年/長崎南山中)が収め、右に流してFW9重松遥良(3年/長崎南山中)が決めて1-1。
V·ファーレンはやられてはいけない真ん中を割られてしまいました。

さらに45+5分、南山逆転。
MF6吉田宗真(3年/長崎南山中)が蹴ったコーナーキックをMF8橋本斗雅(3年/エクセデール長崎FC)がニアで頭で決めて2-1。



ゴール動画。


前半終了。


後半もV·ファーレンがボールを保持し、南山がプレスという展開ですが、立ち上がりからしばらくは南山が奪ってカウンターを繰り出すことが多かったです。


3分、MF8橋本が高い位置で奪ってミドルシュートは枠の上。


5分、右サイド裏へのボールからFW9重松が抜け出してシュートはサイドネット。


7分、DF4森林恒志(3年/長崎南山中)のコーナーキックをMF7宮之原が落とし、MF8橋本がシュートはポストに当たり、跳ね返りをDF3村田がシュートはクロスバー。決定機でしたが、決まらず。


20分、飲水。
飲水明けに南山の勢いがやや落ちたところで、V·ファーレンの時間が増えます。

22分、右裏に抜けたFW11大山がクロス。跳ね返りをもう一度クロスを途中出場MF20東透生(1年/太陽SC)シュートは枠の上。


そして28分、同点。
南山のビルドアップを高い位置でFW13がカットし、浮いたボールをFW11大山が頭で繋ぎ、FW13宮口が相手を背負いながらターンして右足を振り抜き、2-2。
ストライカーとしての片鱗を感じさせるゴールでした。


ここから逆転を狙いに行くV·ファーレン。しかし、落とし穴が。

V·ファーレンのセットプレーのカウンターから南山が勝ち越し。MF7宮之原からFW10浦、FW9重松と繋いで左足で決めて3-2。お手本のようなカウンターでした。


残り時間はなかなかV·ファーレンも前進が上手くいかず、チャンスを作れないまま試合終了。

V·ファーレンは2失点目と3失点目が前日のプリンスリーグと同じような形になってしまい、そこは修正してほしいところ。
ただ、個人的には1年生でまだ見る機会がほとんどなかったFW13宮口とDF23木立希夢のプレーがじっくり見られたのは良かったです。


強い南山が戻ってきていると感じられる試合でした。元々、南山推しだった私には嬉しいことです。選手権も楽しみですね。


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