

4月10日、スポーツパークいさはやでのU-18県リーグ1部開幕戦第2試合は創成館-長崎南山のカード。
第1試合はこちら。

スタメンとフォーメーション。
創成館はここ2年ほど使ってきた4バックではなく、3バック。選手の特性に合わせて変化を加え選手権に仕上げてくるという工夫が感じられるのが創成館の特徴でもありますね。昨年の主力でもあった8田川、13松井、そして1年生時に全国を経験している9波多野が気になります。
南山は新人戦の地区大会のときに見ましたが、守備に課題がありそうだったのがどうかというところ。10山村に個の力があり、彼を起点とした攻撃にも注目しています。

前半は探り合いの様相。創成館は繋ぐこともあり、裏や9波多野に当てるのもありという感じで、サイドから正確に合わせてくるような攻撃を展開。

南山はカウンターと裏へのロングボールが多く見えました。最終ラインで左右に揺さぶりながら裏へ蹴っていくというのは2017、2018の南山を思い起こさせるような。

そうして、膠着状態が続いた前半でしたが、27分に創成館がコーナーキックから2池田の得点で先制すると、38分には7竹内が追加点。
創成館はゴールまでの筋道がはっきりしているし、プレーも正確な印象です。



後半もペースを握る創成館は8田川のミドルシュートと7竹内のゴールで飲水タイムまでに4-0とします。
これは勝負あったかなと私も思いましたが、ここから南山が攻めます。

82分に左からのクロスを7山口が決めて1点を返すと、

直後の83分には9浦が仕掛けて2点目。


また直後84分には10山村が仕掛けて4-3。

創成館は立て直す間もなく3失点となりましたが、耐えてそれ以上はやらせず、なんとか逃げ切り勝利。
創成館はブロックは作っているものの、南山の繋ぎに対してボールへのプレッシャーがなかなかいけないような様子でした。
サッカーはわからない。それを再認識さ
せられる試合でした。
(選手敬称略)
創成館はゲームコントロールのところ、南山は守備とゲームの組み立て方のところを今後注目してみたいと思います。