由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

秋の京都探訪・其の弐。清水寺青龍会、ぶらり散歩。

2017-09-16 23:45:29 | 日記
今夜も昨夜に引き続き、秋の京都探訪のお話を。
清水寺参道の清水坂の傍らにある「森陶器館」で、
清水焼の絵付け体験。昨夜は、この途中までの内容でしたね。

およそ一時間弱の体験でしたが、
染料を細い筆先につけてマグカップの曲面に絵柄や文字を描くのは、
思っていた以上に難しかったです。
同僚たちは早々と描き上げて、清水寺界隈の散策に向かっていましたが、
私は時間を目一杯使って、お店を出たのは最後の方でしたね。
仕上げは、底面に名前を入れてできあがり。
送付先や氏名を書いた小さな紙を添えて、2時過ぎにようやくお店を出ました。





それからバスに集合するまで、およそ2時間は自由散策の時間。
私はすぐ近くにある清水寺に行こうと思いまして、
平日なのに若者や外国人たちで混み合う清水坂をゆっくり上がりました。
すると、赤い仁王門の前には見慣れない人だかりが。
何だろう、と思いまして、背中越しに中を見ると、
ちょうど仁王門から龍が出てくる時でした。

清水寺門前会のホームページによりますと、
清水寺青龍会の儀式だったようです。
青龍は観音様の化身で、清水寺境内と門前を練る、と記されています。
ほかに、会奉行(えぶぎょう)、転供侍者(てんぐじしゃ)、
夜叉神(やしゃじん)等の人々が独特の衣装で歩いていましたね。
この儀式がある日を青龍会行道日と呼び、毎年5日間だけ行われるようです。
その最終日が、ちょうど9月15日だったのですね!
14時からの開始だそうで、偶然ですが、
まさにクライマックス(たぶん)を拝見できたのです。
(Twitterで写真をアップ☆)





清水寺は何度も参拝したことがありますので、本堂には入りませんでしたが、
周りをぐるりと散策するような感じで、
重要文化財である北総門や成就院、随求堂を見て周り、
産寧坂にある坂本龍馬ゆかりの宿をのぞいたりして、
ぶらぶらと気ままに歩きました。
とにかく人が多かったのですが、男女問わず浴衣姿の若者が意外と多く、
古都・京都の風情に趣を添えていました。





16時半に集合、バスで再び大阪へ。
日帰りで自由散策が多い職員旅行でしたが、
新たな京都の魅力も発見できて、実りある時を過ごせましたね。
秋が深まり紅葉の季節を迎えれば、また訪れたいです☆
コメント
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