これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
お花を通してのボランティアに参加する人
を募集中

狛江市民大学 「中田 整一氏」の講演

2009-02-08 | カルチャー&イベント
「昭和史の真実に迫る」は3回に分けての講義であった。
毎回非常に中身の濃い、ジャーナリストとして一生をかけての
執念の取材の集大成を伺うことができた。

学者とはまた違った視点と切り口で、真実に迫っていく。
人間味豊かな氏でなければ到底取材しえなかったであろう、
関係者やその遺族たちに直接面接し話を聞き出している。
また古い証拠書面やテープ等、自分の足で動き、目で確かめて
得た貴重な資料ばかりだ。

日独防共協定の隠れ蓑として使われた映画「新しき土」原節子主演も
短時間だったが上映された。


このことは、翌日2月8日(日曜)朝刊に、「日独銀幕戦略たどる」と題して
狛江市民大学で講演された内容が大きく報じられた。


その氏にして「真実はそう簡単には断定できない」と言わしめている。
裏の裏、その又裏があるということだろうか。

最後に日本の歴史は後世にきちんと伝えていない。
伝えたとしても、真実を曲げたり隠したり、悲しいことだ。
私たち自身も歴史の勉強をしなければならないと改めて思った。