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お墓参り

2008-08-23 | 日々の出来事
Kさんの一周忌。
彼女は視力障害を持って生まれてきた。しかし、そんな障害を
感じさせない、明るさと優しさと人一倍の努力でリハビリ専門の
資格を取得し、障害のある子供たちの指導に当たっていた。

昔一緒の職場で働いていた仲間が集って、お墓参りに行ってきた。
彼女を偲びながら隅田川を見下ろすレストランでランチをした。
お互いに若かった時の写真を見ながら、昔話に花を咲かせた。
Kさんのご冥福を心から祈りたい。
私より若くして逝ってしまう仲間達を偲ぶのは辛い事だ。



余談だが、「親の家を片付けながら」 リディアム・フレム作 を
読んでいる。

其の中で印象的な一節がある。

人生の第一歩から立ち会ってくれた人、自分を創り出してくれた人、
命を分けてくた人を、土の中にいざなわなければならなくなる。
しかし両親を墓の中に横たえるのは、子供の頃の自分を一緒に
埋めるということだ。
親の死はまさに、親と子を同時に葬る儀式なのだ。 と。

kさんのご両親は、今どんな気持で娘の死を受け入れようと
しているのだろうか。親を失う悲しみと子を先に失う苦しみでは
比較しようが無いほど辛い事かもしれない。

せめて、Kさんの分まで健康に長生きしていただきたい。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さとさん ()
2008-08-25 17:09:46
2歳3ヶ月のお嬢さんを亡くされていたんですか。
可愛い盛りに、辛かったでしょう。何年経っても
子を失った親の痛みは和らがないと伺っています。

せめて親御さんには逆縁にならないよう、
さとさん健康に気をつけて長生きしてくださいね。

気分変えてとこんな可愛いテンプレしました。
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A子さん ()
2008-08-25 17:04:06
家の片付けは一仕事ですね。
ましてや、ご両親の思い出がいっぱい詰まっている
部屋の片付けは、見る物全てが思い出に繋がるので
困ります。

この本では4つに分類するしかないと書かれています。
自分がもらう
人にあげる
売る
捨てる
だけど、こんなふうには割り切れないものでしょ。
そこで、私は保留も入れました。
保留が多くて、結局困っています
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蘭さんへ (さと)
2008-08-25 16:31:51
若くして親より先に亡くなるのは辛いですね。
一周忌法要で皆さんがお参りに来てくれてきっと喜んでおられることでしょう。
そういえば私の母も53歳の娘を亡くし、私は2歳3ヶ月の娘を亡くしました。
母の方が辛さは大きかったと思います、それだけ思い出も多いのでね。

今は母より先に逝くことがないように願ってます。先に見送らなくてはね。
テンプレ若すぎませんよ(笑)
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親の家を片付けなが (A子)
2008-08-25 11:21:41
この本是非読んでみたいです。
親の家を片付けに行かなくては
ならないんですけど、色々と重たく圧し
掛かるので、一日伸ばしになっています。

親には親の思いが有って残している物も
有るでしょう、私側から見ればなんでもない
棄ててしまいたい物もあるので、判断するのに
困っています。

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マサさん ()
2008-08-24 21:07:53
自分が子供を持って初めて解る
事もありますね。
ご主人の妹さんが亡くなって
いらっしゃるのですね。
お義母様にとって癒える事のない
悲しみだと思います。

このテンプレちょっと若すぎかしら?
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anikobeさん ()
2008-08-24 21:03:49
「友達と一緒に集えることそのもがKさんの心尽くしなのですから」
仰るとおりです。本当にそう思いました。

逆縁ほど辛いことは無いでしょうね。
私も兄をなくしています。
未だ幼かったので母の苦しみ、悲しみ、辛さを殆ど解らないままでしたけど、子をもってみて
初めて理解できた気がしました。


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悲しみ (マサ)
2008-08-24 18:05:25
Kさんのご両親は、健在なんですね。子を亡くすのは、この世の最大の悲しみだと、私は思います。
8年前、夫は妹を突然亡くしました。娘を失った義母の悲しみは、まだ癒えていないみたいです。話好きな義母だけど、義妹の思い出は一切語りませんもの。どれだけ年月を経ても、悲しみは、そのままなんですね。

背景が、変わりましたね。ロマンチックで、ふんわかやさしい感じです。
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Kさんは、心の中に (anikobe)
2008-08-24 16:00:14
きっと皆さんの心の中に生き続けて、おられることでしょう。
こうしてお友達とご一緒に集えることそのもにがKさんの心尽くしなのですから。

逆縁ほど、親にとって辛いことがないと思います。
妹二人を幼い頃になくした私は、両親の苦しみの日々を知っているだけに、順縁でありたいと願わずにはいられません。
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