新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

被災地にえひめのミカンを!!

2015-02-09 14:31:21 | 被災地支援

「愛媛のミカンを被災者にとどけよう」とはじまった、愛媛食健連(正式名称「国民の食糧と健康を守る愛媛連絡会」)とNPO法人「えひめ311」の取り組み―。


2月7日のミカン収穫に、参加してきました。
今年は今治市大下島で柑橘「せとか」の収穫をしました

この取り組みは、東日本大震災で被災した子どもたちに愛媛県特産品のミカンを食べて、元気に過ごしてもらおうと2011年から行っているものです。
「被災地のために何かしたい」という声からはじまりました。
高齢化などと理由に、管理ができなくなった八幡浜市内や今治市内の園地を提供してもらい、これまで3.8トンのミカンを
福島県大熊町や南相馬市などの幼稚園や学校給食、仮設住宅などに贈ってきました

今回収穫した「せとか」500キロは、南相馬市や大熊町の学校給食、四国に避難してきた家庭に贈られます。



*「食健連」について
http://www.shokkenren.jp/shokkenrentoha.html
 「食糧と健康を守れ」「それを支える地域農業守れ」という国民要求実現のため、労働者・消費者・農民・中小業者などが共同して各地ですすめている運動です。
これらの運動の連絡センターとして、全国食健連が1990年3月に発足し、現在43都道府県、約40の地域食健連と連携して運動を進めています。
愛媛食健連は、えひめ生協(松山市朝生田)に事務局があります。
参加団体には新日本婦人の会(新婦人)も入っています。

<参加団体>
〇全国労働組合総連合(全労連)
〇全国農業協同組合労働組合連合会(全農協労連)
〇日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)
〇日本自治体労働組合総連合(自治労連)
〇全日本教職員組合(全教)
〇全国税関労働組合(全税関)
〇全農林労働組合東京地方本部(全農林東京)
〇港湾労働組合(港湾労組・横浜)
〇農民運動全国連合会(農民連)
〇農民連・食品分析センター
〇日本母親大会連絡会
〇新日本婦人の会(新婦人)
〇東京地方労働組合評議会(東京地評)
〇日本AALA連帯委員会
〇全国商工団体連合会(全商連)
〇全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)
〇全国生活と健康を守る会連合会(全生連)
〇全国厚生連労働組合連合会(全厚労)
〇家庭栄養研究会

 

3.11復興チャリティ

2014-03-23 21:35:59 | 被災地支援

Dscn58642月26日、松山支部ひをグリーン班・秋桜班・椿班・そらまめ班・たんぽぽ班・ふじ班合同で「第2回復興支援チャリティ」を開催しました。

会場のコープえひめ本部2階には、約60名の参加があり、フラダンス小組やコーラスの発表がすごく素敵でした

また、福島原発事故のために愛媛に避難されている方々の団体「えひめ311」の澤上さんの講演もありました。

以下、参加した方の感想です。

 「今回は思った以上に参加があり、にぎやかで、歌ありフラダンスありと終始和やかでした。福島から非難されて復興活動されている澤上さんのお話は、被災地の大変さに胸つかれる想いです。忘れず支援し続ける大切さを知りました。最後に”花は咲く”をみんなで合唱し、歌に込められた思いを噛みしめました。」

「えひめ311の方の話がすごくリアルに聞けて勉強になりました。バザーでは、100円や200円のものばかりで、こんなんでカンパが集まるのか心配でしたが、売り上げが4万円もありびっくりしました。春休みに福島の子どもたちが愛媛に遊びに来るという話があり、そのイベントの援助になるということで素晴らしく、気分が晴れやかになりました。早く被災者の方々が元気になってくれるといいなと思います。」

被災者の方々に寄り添って、息の長い支援をしていくこと。あの日を忘れないことが大事なんですね。

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今治支部の福島訪問

2013-11-20 13:04:48 | 被災地支援

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10月29日から11月1日まで、今治支部の有志が、福島県南相馬市に行き、仮設住宅での居住体験や、介護施設訪問、聞き取りなどを行いました。*************************************************************

10月29日。

福島からバスに乗って川俣町、飯館村を過ぎあと30分で南相馬市原町に着きます。福島から2時間。今治を出てから20時間。遠かった!東京駅で3時間待ち時間が有ったけど。2ヶ月前と買わない景色。

10月30日。

南相馬市役所で、学校給食について栄養士さんに話を伺う。弱者支援の必要性を語ってくれた。県内産の農産物の使用は、親とのアンケートでまだ、3回しか使っていない。苦悩が、伝わって胸をうたれた。

10月31日。

介護施設での体操や読み聞かせ、歌で楽しく過ごした。

11月1日。

南相馬市鹿島区の小池第二仮設住宅にお米と水を届ける。避難した体育館や差別についてナマの声を聞くことが出来た。除染や水道もできていないのに帰宅アンケートがきているそうだ。「忘れられている」と言われた言葉に胸が一杯になった。


福島へ

2013-09-19 10:14:47 | 被災地支援

今治支部より通信です。

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 日本母親大会(2013年8月24日・25日 東京開催)の後、足をのばして福島を訪ねました。

偶然、埼玉の会員といっしょになり、南相馬市の仮設住宅へ。

 狭い仮設住宅で、先の見えない生活は心も体も不安でどんどんむしばまれていくよう。

 それでも笑顔で迎えてくださり、「南海トラフ地震がおきたときに”お返し”ができないかも」と言われ、涙しました。

 地元に帰って、福島の実相を伝えています。(今治支部 保持雅子)


新婦人らしく支援を!

2011-06-04 11:55:54 | 被災地支援

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 こんにちは、松山支部のほりかわです

 5月28日(土)に、松山支部の4つの地域班が合同で「原発の学習会と手作りチャリティ」の企画をしたのでご報告します。

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 今回のこの企画は、松山・城南地域の会員さんたちから発案されました。

「被災地から遠い私たちにも出来ることがある、まずは原発事故がどういうものだったか?原発がなぜこんなに増えたのか?を考える場を作りたい」

「学習会だけよりも小組(サークル)活動でつくっている手作り品を持ち寄ってバザーをし、収益を救援募金に充てよう」

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 会の当日はあいにくの雨でしたが、予想を超える53名の参加者がありました。

 原発推進に意義を唱えている現職の愛媛県議(阿部悦子さん・佐々木泉さん)お二人を迎えて学習会。

海外(イギリス)のことに詳しい会員さんのお話(↑写真)も聞くことができました。

ギターの生演奏やうたごえなどもあり、あっという間の2時間でした。

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↑ 原発問題について話をする佐々木県議

天山にある喫茶店の2階を貸し切ました

2

↑ チャリティバザー 

手作りのお菓子やパン小組のパン、手芸小組の手作り品も多く並んでいました

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 収益は5万3501円が集まり、これを機に入会した方も4名いました。

主催した会員さんからはこんな感想が寄せられました。

「みんな“東日本のみなさんを応援したい、支援できたら”という気持ちを持っていて、その気持ちから力を合わせてできた取り組みだった。

物資や募金という形の支援だけでなく、“なぜ原発事故がこんなことに?” “これからどうしたらいいのか?”を学び、みんなが考えることも被災地の支援になると思っている。

みんなの気持ちに寄り添って、新婦人らしい取り組みができ、本当によかった。

これからも班でできることを考えていきたい。」