新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

福島の子どもたちへ

2011-11-16 22:34:56 | お知らせ

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 こんにちは、松山支部のほりかわです

先日事務所で郵便局の方から「年賀状の案内」を受け取りました。

大人になってから(新婦人に入ってから?)1年があっという間に過ぎてしまいます

 今年は、3月11日の東日本大震災と東京電力福島原発事故から、

いのちや絆、放射能汚染による不安や今までの生活スタイルや社会システムを顧みる一年になりました。

 松山支部は、愛媛県本部と一緒に原発ゼロを訴えて繁華街で署名活動や宣伝などしましたが、

街の反応はさまざま。

多くは、「今のままではいけないと思うけど、まだ新しく変わること(変えていくこと)に自信がない」

というような印象を受けました。

Dsc09964 ←今夏の街頭署名の様子

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 中央本部が作成した「放射能汚染からいのちを守るために」のブックレットは

放射能や原発のことがよくわかる一冊でした

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 特に、日本のどこに何基原発があるかの地図(下:写真左)や、

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地震の原因と考えられているプレートが日本をどのように走っているのかの地図(上:写真右)を見ると、

なぜ地震大国にこんなに原発がつくられたのか

(原発推進のアメリカ・フランスは地震がほとんどない地域にしか原発をつくっていないんです)

これまでの原発推進政策には合理的な理由がない

今までなんでこんなことがまかり通っていたのか不思議で仕方ありません

 

 震災から8か月経った今でも、原発事故は収束の目途が立っておらず、震災の復興も放射能汚染で思うようにすすんでいません。除染作業も予算の関係で進んでいません。

4月に予定されていた宮城県の県議選挙は、11月に入ってやっと実施できた。

福島やホットスポットと呼ばれる地域で暮らす人が安心して住めるような、健康で文化的な生活を保障することが、急務になっています。

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 松山支部の有志で、福島から避難してきた方々とつながって、福島の子どもたちを応援するプロジェクトを立ち上げました。微力でも支えたいというおもいからです。

 不要になった純正インクカートリッジをベルマークに還元して、福島の子どもたちのためにつかってもらおうと考えています。

 ご協力いただける方は下記までお問い合わせください。

松山支部 089-931-3755(tel&fax) sinfujn@gamma.ocn.ne.jp (e-mail)


TPP参加に反対!

2011-11-11 11:34:58 | 新婦人しんぶん

TPP参加が話題になっていますね。

新婦人しんぶん11月3日号の一面もTPPに関する貿易協定の記事でした。

10月15日東京都内で開催された「FTA・TPPに関する国際フォーラム」で韓国の参加者からの報告が衝撃的でした。

以下記事より抜粋します。

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「韓米FTA(自由貿易協定)はテスト。日本が参加しようとしている”環太平洋パートナーシップ協定(TPP)”でアジア太平洋全域にひろげようとしている」(韓国からの参加者)

「地場産農産物の学校給食まで訴えられる!」(ユン・グンスクさん ビア・カンペシーナ国際調整委員)

<韓米FTA〇×クイズ>(答えは全部〇)

何があっても元に戻せない

 (例)電気、ガス、水道などの事業に外国企業が参入し、民営化して社会的混乱が生じても後戻りできない。

(例)BSEが発生しても牛肉の輸入を中断できない。

投資家や企業が、韓国の政策で損害を被ったら、アメリカ政府が韓国政府を訴えることができる

 提訴できるのはアメリカだけ。(メキシコ政府は、環境法で禁止されている廃棄物を捨てたアメリカ企業から損害を受けたと訴訟を起こされ、1669万ドルを払わされた)

アメリカ企業が期待した利益を得られなかったら、韓国を訴えることができる

(例)アメリカの医療保険会社が、韓国の国民医療保険(公共制度)のせいで営業がうまくいかないと提訴できる。

韓国の法律より、FTAを優先する

(例)韓国では食用にできない牛肉の部位を、アメリカの法律は加工用として認めているので輸入しなければならない。

(例)公共企業や放送局などの基幹企業に外国人の持ち分を制限している韓国法は撤廃しなければならない。

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↑なんじゃこれは?な内容ですね

韓米FTAは06年から交渉が始まり、現在、アメリカが批准、韓国の国会にも上程され、批准阻止の大きな運動がもりあがっているそうです

 日本では、11月12、13日にハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までにTPPこうしょうへの参加を表明しようというのだ首相の動きに、JA(農協)、医師会など反対を表明する大きな行動が急速に高まっています。

 全国の自治体の8割を超える道府県、市町村議会が参加反対・慎重の意見書をあげています。

 臨時国会開会翌日の10月21日の国会請願デモでは、新婦人のパレードがひときわ目をひいたそうです。

 今でも食糧自給率が北朝鮮より低い39%なのに、TPPに参加すれば13%(農水省試算)になる

 海外から医療従事者が増える可能性があり、医療や保険の質が下がる懸念がある

なんてことがわかっているのに、強引に進めようとしている野田首相は何を考えているのかわかりませんね

「国民の生活が第一」と掲げて、選挙で勝って政権についたのだから、

ちゃんと国民のくらしを第一に考えてもらわないと困ります。

http://www.zennoh.or.jp/press/topic/2011/022801.html(JAのTPP特集)

http://www.think-tpp.jp/nation/index.html(TPPから日本の食と暮らし・いのちを守るネットワークより「TPPに参加したらどうなるか?」)

http://mainichi.jp/select/biz/news/20111109k0000m010036000c.html (11月8日 TPP参加反対集会に6000人参加)


今治母親大会

2011-11-10 12:16:00 | 参加報告

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 今治支部のやすもちです。

 10月29日、第30回今治母親大会を開催しました。約40名の参加でした。

 記念公園には、愛媛大学教授の村田武先生を迎え、

『いのちはぐくむ 食と安全~大震災・原発事故と私たちの生活~』という演題でお話しして頂きました。

その後の質疑応答も含めて1時間半はあっという間で、TPPや原発のことがわかると同時に、どちらも推し進めようとしている国に対して疑念は膨らむばかりでした。

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 その後の各主催者団体の発表では、今問題になっていることとそれに対する取り組みがわかりやすく説明され、年に1度はこのような場が必要だなぁと強く感じました。

アピール提案も会場の拍手をもって承認され、最後はみんなで『青い空は』を合唱して閉会しました。

 今年は日本母親大会が近隣の広島で開催され、今治母親大会の取りかかりが遅れたことは悔やまれますが、やって良かったと思える有意義な大会となり、来年に向けての大きな力となりました。