新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

第28回県本部大会

2015-11-29 21:13:37 | 参加報告










第28回愛媛県本部大会が無事終わりました。

4名の方が退任され、新しく3名が県本部委員になります。

特別決議「伊方原発の再稼働はゆるさない」も採択されました。


特別決議

伊方原発の再稼働を中止し、廃炉とすることを求めます

伊方原発は3基とも停止した状態が3年半続いていますが、その間、電力不足も生じず、再稼働に反対の世論が高まっています。しかし、四国電力は県民や地元住民の声を無視して、原子力規制委員会の審査に合格したとして、伊方町長・中村知事の合意も取り付け、来年3月にも3号機を再稼働しようとしています。
とりわけ、3号機はウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電で、原子炉のコントロールが難しく、過酷事故の被害はケタはずれに大きくなります。南海トラフ巨大地震が30年の間に起こるとされている今、耐震能力を高め安全対策をとっているといわれても、絶対安全とはいえません。また、一旦事故が起これば佐田岬半島の住民は海上から避難する方法しかなく、また複合災害ともなれば避難できるかどうかさえわかりません。

福島での原発事故は収束の目処も立たず、いまだ11万人以上が故郷に帰れません。放射能による健康被害の解明もこれからで、一部には甲状腺がんの発生は10~20倍にもなっているデータが発表されています。
こうした福島の現実は、原発の再稼働ではなく、廃炉にしていくことこそ安全だということを示しています。

私たちは、次の世代にまで放射能の脅威にさらされることなく、個人の尊厳を守り、安全に生き続けたいと願い、伊方原発は再稼働せず、廃炉にすることを強く求めます。

2015年11月29日
新日本婦人の会第28回愛媛県本部大会


詳しくはまたご報告します。

四国電力に申し入れに行きました

2015-11-26 09:35:42 | 要望・請願・抗議文書


11月19日に、四国電力に申し入れに行きました。
申し入れ内容は以下の通りです。

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四国電力株式会社
社長 佐伯勇人様

新日本婦人の会愛媛県本部
会長 来島頼子

伊方原発3号機の再稼働撤回を求める申し入れ

新日本婦人の会愛媛県本部は創立して53年、子どものしあわせ、女性の権利・地位向上、平和、いのちを守る社会にと、私の要求で運動をしている国連NGOの女性団体です。

10月26日、中村知事が、過半数の県民の不安や再稼働反対の声を聞かず伊方原発3号機の再稼働を認めたことに対し、私たちは強く抗議し撤回するよう申し入れました。

南海トラフで起こると予想される巨大地震はもちろん、伊方沖にある中央構造線活断層帯から起きる地震などにも大変危機感をもっています。過去50年の間に3度の原発事故がありました。事故により放射性物質が一旦外部に放出されると、これを抑えることができないこと、原発は「未完の技術」で危険なものであることを示しました。

伊方原発3号機は毒性の強いウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマルです。ひとたび重大事故が起これば、四国、中国、九州全域に大規模な放射能汚染が広がるとともに、瀬戸内海や宇和海が重大な汚染をうけることは明らかです。原子力規制委員会の審査に合格したから大丈夫ではありません。田中俊一委員長は「絶対に安全であることを意味しない」と述べ、万が一の過酷事故が起きうることを認めています。

福島原発事故はいまだに収束のめども立たず、汚染水の処理も完全ではありません。11万人以上の人が避難し、苦しんでいます。地元に帰れない悔しさが私たちにも伝わってきます。子どもたちの甲状腺ガンは年々ふえています。

使用済み核燃料の最終処分も解決のないまま再稼働は許されません。絶対に再稼働はやめてください。私たちの未来にとって原発は必要ありません。原発に代わる再生可能エネルギーにもっと力を入れてとりくんでください。下記の事項を申し入れます。


〈申入れ事項〉
1.伊方原発3号機は再稼働しないでください。
2.原発は廃炉に向けて取り組んでください。
3.再生可能エネルギーに力をいれてください。

いくつになってもわかる・出来るよろこびを

2015-11-19 08:58:08 | 小組活動
こんにちは、ほりかわです。

全国大会も終わり、次は県本部大会、支部大会と年末まで忙しさは続きますが、
小組活動も楽しんでいますよ~(o^^o)

昨日は、県本部の事務所を半分お借りして“パソコン教室っぽい”小組をしてきました。

「自分が普段使う、必要最低限度の操作しかわからない」
「パソコン教室に通っているけれど、先生がおっしゃることは専門的でわからない」
というお悩みを事前準備の会で話し合い、「使いながら覚えよう!!」を合言葉にはじめました。

いつもは手書きで作っている“班ニュース”を、Wordソフトを使って作ってみよう!と前回から取り組み、きのうは2回連続で参加してくれた70歳代の会員さんが完成~~\(^o^)/



私も、とっても嬉しかったです(o^^o)

「Wordソフトをつかいこなせると、チラシづくりや、PTAの会報誌づくりにも役立つよ~」という口コミで、30歳、40歳代の子育て世代の参加が多いです。

昨日初参加の方は、「赤ちゃんマッサージ小組でお誘いを受けて、『パソコン作業に慣れたい!』と思って参加しました~」と赤ちゃん連れ&ノートパソコン持参で参加してくれました✨


次回は、12月16日(水)14時から 北持田町の新婦人事務所で第3回を開催予定です。


教研集会に参加しました

2015-11-15 18:26:57 | 参加報告
10月31日の「父母と教師の教育研究集会」に参加してきましたので、ご報告します。

毎回、いろんな方が講演してくださるのですが、子どもをみる視点や子どもを取り巻く状況を考えるのに大変意義深い時間にしてくださるお話が聞ける会です。

今回の講師は、武庫川女子大学臨床教育学研究科の田中孝彦さん(教育思想・臨床教育学)。

題は、「今、子どもの声に耳をすますー子どもとともに、いのち・平和・幸福を考える子育て・教育を」でした。



私の感想を一言でいうと、「70歳の講師のお話の中に、とても瑞々しい感性を感じた」というところでしょうか。


⚫︎田中先生は、自分が受けた「戦後教育」の素晴らしさを伝えたい

⚫︎長年かかわった「聞き取り」調査の中で、社会状況などが変わっても子どもたちの“生きていく目標”(筆者)はそれほど変わらない

この二つが、お話の中で核だったように思います。

社会情勢とともにどんどん本来から逸れて、「改正」までされてしまった教育基本法の根幹には、田中先生が話しておられた「戦後の原点」があったのだと感じました。

社会情勢に負けず、屈せず、「教育」とはどういうものか、どういうことをしていくべきかを絶えず考えていくこと、そして子どもたちの素直な言葉を聴くことが、必要なのだと思いました。

もう一度、安保法制で何が決まったのかを知る

2015-11-14 20:29:51 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです。

今日から全国大会。
松山支部 教育懇談会小組のオブザーバーをしてくださってる、Yさんが松山支部の代議員として全国大会に参加しております。

ということで、今回の教育懇談小組ではオブザーバー不在で何をしようか?~(・・?))と話していたところ、あるママが「そういえば夏の国会前のデモはすごかったけど、安保法制の中身って実はよくわかってない…」との声から、『安保法制って何なのか?をおしゃべりする会』にすることにしました。

今回チューターしてくださったのは、松山支部委員もしていただいてる杉村ちえ松山市会議員。

「これがまとまってるし、短時間で見終わる動画だったよー」と、SEALDsさんの動画を一緒に観ました。
https://m.youtube.com/watch?v=6LuZDH0GHOE

その後は、気になる点を出し合っておしゃべりしました。

途中支部長さんから「あと一人で大台に乗るよ!」とメールがあり、全国大会中だなぁと実感しました(^^;;