新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

第58回えひめ母親大会 参加報告その1

2015-08-31 11:09:21 | 参加報告


こんにちは、ほりかわです(^_^)
昨日のえひめ母親大会の参加報告をさせていただきます。


午前の分科会は、第2分科会「ネット・メディアと向き合う力を育てる」に参加しました。
参加者は、26人。
子育て世代・学校関係者・退職された方など、県内各地から幅広い層が集まり、
「さすが母親大会!」と思いました。

大きく分けて2つの悩みが出され、
どう解決していけばよいか?
助言者からアドバイスもいただきながら、それぞれ思うことを意見交流しました。

⚪︎子育てにかかわる悩み
(小さい子がタブレット・スマホを触るのはどうなのか? )
(小中学生のゲーム依存はどうすればいいのか?)
(中高生のSNSでの人間関係トラブルにはどう対応すればよいか?)

⚪︎使いこなし方がわからない大人世代の悩み
(情報をどう集めたらいいのかがわからない)
(使い方がわからず、相談したくてもどこに相談すればいいのかわからない)など。

助言者の愛媛大学・富田先生からは、
4つの問題提起が出されました。

⚪︎人間関係トラブル
⚪︎金銭トラブル
⚪︎生活習慣
⚪︎乳幼児の発達における影響

「産婦人科や小児科では、『2歳まではスマホもテレビも与えないように』という内容のポスターが貼ってありますが、ちゃんとした根拠はないんです。」
との先生の発言に会場ザワッ…!(と感じたのは私だけでしょうか?(^^;;)


「よくない影響がある、という研究結果と同じくらい、いい影響があるという研究結果があり、
たぶんこのまま同じくらい良い悪いの研究結果が出続けると思います。」

「ネットなどは、車以上に生活する上で依存することになると思います。ので、『ネットの使い方がわからない』という方がこれからの子どもには悪影響。」

へえ…。

「依存性が高いので、自分でする時間を決めていくマネージメント能力をつけさせるよう、
気をつけながらかかわる時間をつくっていくのがいいと思います。」


ホウホウ…。

「禁止すれば、するほど、問題が地下に潜っていくと思うんです。」

「内緒でしていたら、困ったことになっても親や、責任がとれる大人に相談しない。」

「問題が大きくなりすぎて、どうしようもなくなってから発覚するのが一番避けたいところですから、
問題を共有できるような人間関係をつくることが求められると思います。」

ホー!
富田先生からの発言、目からウロコが落ちました(O_o)


金銭関係のトラブル、ともすれば賠償責任にも発展するトラブルもありますよね。
いのちにかかわることが、一番心配ですが…。

それに関しては、こんな意見が出ました。


「子どもが制限なくメディアを使って問題起こすのは、親の責任。

制限を個別に設定することが可能なのだから、制限しなければならないところは、
親が責任をもってしなければならない。わからないなら子どもには与えない。」

「販売者も責任をもって対応できないのであれば、売るべきでない。」


また、学校でのタブレット端末の活用状況などについても知ることができました。

発達障害など、書くことが困難な子どもには積極的に活用することが進んでいるそうです。

ただ、それに対応するためには、先生方はさらに個別の努力しないといけないと聞き、
私は「もっと予算が増えて、先生を増やしてもらわないと叶わないんじゃないか」と思いました。




「ネットの使い方、子どもへの関わらせ方に悩むばかりで、なかなか子育てする世代と情報を共有できる場所がないんですよねー。」

と意見を出したところ、

「ネット上でも『こういう事態が起こって、こういう解決をしたよ。』
『こんな風に解決すれば良かった』などの情報発信をするだけでも違うのでしてみては?」
と助言をいただきました。


親が使い方について学ぶには、小中学校のPTA学習会などでも、提起してみるといいそうです。



えひめ母親大会の分科会では、県内でそういう取り組みがまだ進んでいないのか
お話があまり聞けなかったんですが、

日本母親大会の分科会で聞いた情報では、
講師として、こういう方々からの講演会を知ってるよ、とのことでした。
(親が学習しいていくのも、まだまだこれからってことですね)

⚪︎携帯販売会社
「親が制限をかけられる機能(ペアレンタル・コントロール)について学ぶ」

⚪︎警察関係
「ネット絡みの犯罪、金銭トラブルについて知る」

その他、学校裏サイトの監視をしている方(元警察関係の方だと思う、とのことです)を講師に呼んだというところもありました。


長くなってしまったので、
次回に分科会の申し合わせ事項うをまとめたいと思いますm(._.)m





8・30 国会前10万人 全国100万人行動

2015-08-31 10:50:09 | 参加報告
メディアの報道もすごかったですね。

特に国会前❗️
毎日新聞のホームページで、12万人が集まった国会前行動のようすが写真などで見れます。
圧巻です‼️
http://mainichi.jp/graph/2015/08/30/20150830k0000e040122000c/002.html

国会前では、民主党、社民党、日本共産党、生活の党の野党4党首もあつまり、憲法学者の方や作家の森村誠一さん、音楽家の坂本龍一さんも駆けつけてスピーチされたそうです。
http://iwj.co.jp/wj/oprn/archives/260709

全国では350箇所とも1000箇所にものぼるとも言われていますが、
愛媛では、松山以外に今治・新居浜でも集会がおこなわれました。

わたしは、えひめ母親大会の母親大会パレードで参加しました。
記念講演講師の小森陽一さんもパレードに参加してくださいました❗️




各地でも、野党が一緒になって安保法制法案反対とマイクを握っています。
自民党の地方議員に中にも反対する議員もでているそうです。

審議が70回以上中断している法案、やはり廃案しかありません‼️


8・21 安保法制法案の廃案を求める愛媛緊急集会

2015-08-27 13:10:56 | 参加報告


こんにちはー、ほりかわです(^O^)/
8月21日金曜の8・21集会に参加してきました。







8月2日に若者中心にひろがった、戦争法案knockoutデモ実行委員会も参加して、
若々しい出で立ち(コスプレ)とコール(シュプレヒコールとは違うそうです)に
元気をもらった行進でした(^_^)

「愛媛弁護士会がこういった運動に参加すること自体がスゴイことなのよ‼️」と聞きました。

パレードに途中参加してくる人も多かったそうです。

みんな「何か行動しなくちゃいけない❗️」と思っているのだと感じます。

みんなの力で廃案に‼️

必ず、必ず追い込みましょう‼️


↑8・2戦争法案knockoutデモのようす
(新聞各紙でも取り上げられたそうです)(*^_^*)

8・30 えひめ母親大会があります

2015-08-23 11:18:45 | 子育て世代


こんにちは、ほりかわです(^_^)

いよいよ来週の日曜が、えひめ母親大会になりました。

第56回えひめ母親大会 8月30日(日) 10:00~16:00 (午前:分科会 午後:記念講演)

場所は、松山市文京町 愛媛大学 教育学部 南加記念ホール

(保育室は1階 101講義室 ふれあい展示室は1階 102講義室 事務局は1階 大講義室)



午前:分科会
第1分科会 「仕事に家事に頑張っているあなた、笑顔忘れていませんか?」
2階 202講義室
助言者 山口ひとみさん(退職教職員協議会) ヨガ指導 芳野美行さん(医療生協運動サポーター)

第2分科会 「ネット・メディアと向き合う力を育てる」
4階 401講義室
助言者 富田英司さん(愛媛大学准教授)

第3分科会「私たちはあきらめない 『戦争する国』NO!」
4階 403教室
助言者 井上雄基さん(弁護士)

第4分科会 「核も原発もない世界を!」
南加記念ホール
助言者 小笠原杏奈さん(愛媛生協病院)

第5分科会 「これ以上たえられない!消費税増税なんて」
4階 402講義室
助言者 川原光明さん(県商連会長)

第6分科会 「安心して介護が受けられない!認知症になったらどこへ?」
1階 大会議室
助言者 三谷つぎむさん(四国中央市議)

第7分科会 「食の安心・安全とTPP」
2階 201講義室
助言者 竹中隆さん(愛媛食健連)



午後:記念講演講師 小森陽一さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)
演題「語ろう 伝えよう 憲法の危機を」


参加協力券は一般 1000円、高校生・大学生500円、中学生以下無料です。

8月30日は、安保法制法案反対の抗議行動が呼びかけられている日でもあります!
みなさん、ご参加よろしくおねがいします‼︎


教科書採択結果に抗議

2015-08-22 10:22:51 | 要望・請願・抗議文書


8月18日、新婦人松山支部は、退職教職員連絡協議会中予支部とともに、8月11日に実施された中学校教科書採択結果に抗議しに、松山市教育委員会を訪れ、抗議文と要請をおこないました。

抗議、要請文は以下の通りです。

*************************************
松山市教育委員会
教育委員長 金本 房夫 様
教育長 山本 昭弘 様

愛媛県退職教職員連絡協議会中予支部 支部長 松本 典夫
新日本婦人の会松山支部 支部長 梶原 緑

中学校教科書採択結果に対する抗議と要請

貴委員会は、8月11日に実施された平成28年度使用中学校で社会(歴史的分野)の教科書採択で育鵬社の教科書を採択しました。7月31日、愛媛県退職教職員連絡協議会中予支部・新日本婦人の会松山支部は、下記の育鵬社の教科書の問題点を挙げ、採択しないよう要請しました。

育鵬社・自由社の教科書は、多くの歴史学者が
①「神話」を歴史的事実のように記述。架空の人物を人名索引に載せている。

②大日本帝国憲法を賛美し、日本国憲法押し付け論を展開し改憲に誘導している。

③侵略戦争を、アジア解放のための戦争と賛美。沖縄戦の記述は、他社の教科書とは大きく異なり、集団自決など沖縄の事実を伝えていない。

④世界史の基本的事実の記述が少ない。

⑤国民主権の理念が希薄である。

⑥「権力者中心の歴史記述が多く、民衆の生活の実態が乏しい記述となっている。

⑦歴史的な事実の一面を強調して子どもたちに誤った歴史観をもたらす恐れがある。
などの問題を、指摘しています。

戦後70年の節目の談話として発表された安倍談話で『私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わさなければなりません』と謝罪の意を表しています。このことは、育鵬社の教科書の記述と矛盾しています。

また、学校報告書・採択委員会の意見でも東京書籍の支持が多いとしているにもかかわらず、育鵬社の教科書を採択したことに憤りを感じます。

しかし、その要請は全く無視されました。よって次の点を強く抗議・要請します。



1 採択をやり直してください。

2 現場の教職員の意見を尊重してください。

3 4年前のように、学校報告書と採択委員会の調査方法や具体的なデータを公開してください。