新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

子どもとクリスマス

2017-12-20 22:50:18 | 子育て世代
先日、班会(班の会議)があり参加しました。


学齢期のママさんたちを中心に、クリスマスプレゼント調達の話題から「子どもがサンタを信じているかどうか?」に話題がうつりました。


小6の男の子が真剣に信じていて、品薄なゲーム機も「サンタならどうにかできる!!!」と譲らないので困っている…という話でした。


そろそろ年齢も年齢だから暴露してしまった方が…と言われてましたが、せっかくだから自分で気づくまで黙っていましょうよ、と周りは説得してました(笑)



お目当てのゲーム機が品薄で手に入りにくいのには困ったものですが(ばぁば世代の会員さんはゲーム機の話、特に価格を聞いてビックリしていました)、
小さい頃から知っている子なのもあって、子どもの素直さに触れてほっこりさせてもらいました(o^^o)

松山の道徳教科書採択

2017-08-09 23:27:39 | 子育て世代
8月8日の松山市教育委員会定例会の傍聴に参加しました。

採択結果は「教育出版」。

新婦人をはじめ市民団体などから「採択しないでください」との請願・要請が届いていたにもかかわらずです。

そして、採択の様子は、「教育委員」5名が教科書八社の感想をそれぞれ述べ、
三社まで絞り込むための投票(無記名)、
続いて一番よいと思う教科書を無記名投票するというやり方でした。


傍聴していてビックリしたのは、教育委員の感想でした。



48冊の教科書を全部読むのは大変な労力が必要でしょうが、記述内容や資料の使い方の感想はほとんど無く、

現場の教員が作成した調査報告書や、展示会場のアンケートなどは「ホントに読んだのかな…???」という疑問を拭えない印象。

感想の中で多かったのは、教科書の大きさ、
2分冊に分かれていることが自分の好みかどうか、挿絵の印象、紙の薄さ(めくりやすいかどうか)など。


PTA選出の教育委員さんの意見に対して、事務方の教育委員さんが高圧的に反対意見を言い放って意見を封じるような印象を受けたこと、

PTA選出の教育委員さんが「教育出版」の感想を言わずにパスしていたことが印象に残っています。


松山市教育委員会、問題が多いかもしれません…。


子育てランキング訂正

2017-04-02 15:01:08 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです。

「宇和島市のね、給食無料化が見送りになっちゃったみたいなのよ~」と事務所からご連絡をいただき、訂正版を作りました。



宇和島市の給食無料化は、石橋市長からの発案でしたが財政面で不安があるとして市議会で修正され見送りとされました(愛媛新聞 2017年3月24日・25日付参照)。



すでに、1食あたり100円の助成がされている(愛媛新聞によると2016年4月から実施)ということで、

無料化のニュースが流れたときも、子育て中の会員さんの反応は薄かったという声もあったと聞きました。



宇和島では、松山・大洲・八幡浜と同じく通院医療費助成が就学前までなので、

給食費負担よりも医療費負担などの方が負担が大きいと感じている方が多いのかもしれませんね。

北条・鹿島へ!

2017-03-19 17:36:31 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです(°▽°)


さきほど、新婦人の子ども子育て部のおでかけ企画「ハイキングに出かけようin北条・鹿島」から帰還しました٩( 'ω' )و


10時過ぎに北条港に集合し、おとな10名、こども12名(2歳から中学生)で乗船し、いざ鹿島へ!


※車で来ると、駐車場代込みで運転手おとなの料金が210円→510円になります。

※電車ではJR松山駅から伊予北条駅は7駅で約30分。おとな360円でした。
北条駅から北条港までは一本道。徒歩で(子どもと歩いても)10分ほどでした。








(鹿島への往復船は屋根の上にちょこんと鹿がのっています❤︎)

写真は船内からの写真です。

(小型船なので海面が近い!)


数分で鹿島に到着です。
(あっという間で、小さい子がグズグズいう間もありません。)



軽く自己紹介をしたあと、さっそく展望台に向かいました。

乾燥した葉っぱと砂利がたくさんで、滑りやすくなっていましたが、
転倒する人もなく無事みんな登頂できました。




帰りの方が滑りやすく危険がいっぱいだったのですが、
降りたとき看板に労ってもらい、ちょっと嬉しかったです。
こういう心遣い、いいですね(o^^o)



展望台から下りて左側にはこじんまりした博物館と鹿さんたちの歓迎がありました。

売店で鹿さんたちの餌が買え、自由に与えてもよいことになっているようです。

小学生くらいの子は手に餌をのせて、手から直接食べてもらっていましたが、

小さい人たちは「無理!(◎_◎;)!」「こわい…(;´Д`」と放り投げて鹿を困惑させておりました。



展望台から下りて右側は、鹿島神社とアスレチック遊具、海浜公園がありました。







キャンプ設備も充実しているようでした。


海側はこんな感じでした。
松山(旧北条市)が見えます。

ちょっとキョロキョロしていたら、お昼になりまして、海浜公園でお昼ご飯を食べました。


お昼ご飯のあとは、アスレチックで遊ぶ子や鹿を見に行く子などそれぞれでしたが、

子育て部長さんが、かわいいお花の風車の工作を準備してくれていたので、工作タイムもありました。

工作出来る年齢の子たちは、説明を聞いたり、手伝ってもらったり、自力でチョキチョキしたり…。

小さい人たちにもお土産として渡すことができました。

(現地で写真を撮り忘れたので、帰ってからの写真ですがお花の風車現物です(^^;)

ネタもとは「ほいくる」さんから。
親子だけより、もうちょっと大きな集まりで工作すると工夫する子が現れたりしてたのしいなと思います(^ω^)
https://hoiclue.jp/800004550.html
(最近はなんでもネットで見つけられるのですごいですねー。)


工作時間に助手として協力してくれた、元親子リズム参加の中学生のお姉さんたち。

展望台への軽い登山のときも、小さい子の手を引いてくれたりと活躍してくれました。

個人的には、この女子中学生のお姉さんたちとアニメやマンガ、ケイタイの話をしたのが楽しかったです(o^^o)


14時に帰りの船に乗ったのですが、幼稚園くらいの子どもたちにはちょうどよい日程だったようです。

当日初めて会う子ども同士でも、すっかり仲良くなって(保護者同士でも打ち解けて)「またねー!」と言えるのが新婦人の企画に参加していていいなぁと思えるところです。



子ども子育て部では、4月に親子クッキング企画を計画しています。

子ども医療費助成について

2017-03-08 08:40:33 | 子育て世代


こんにちはー、ほりかわです(^o^)

前回に更新した”えひめの子育て助成ランキング”の記事と合わせて、

子育て中のみなさんにお知らせしたい、読んでもらいたいと思ったのが去年12月のわれらが「新婦人しんぶん」の記事です。



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「新婦人しんぶん」2016年12月1日号

ペナルティー廃止、今こそ決断を

子ども医療費無料を国の制度で!


 子ども医療費を窓口無料にしている自治体に対し、国保の国庫補助を減額する「ペナルティー」の年内廃止が焦点となる中、
11月17日、8年ぶりの厚生労働大臣への要請が実現!国会内では全国から集まった署名を提出。
翌18日、厚労省内の社会保障審議会で「ペナルティー見直し」について、初めて具体的方向が示されました。

厚労大臣に「決断を」と
 塩崎恭久厚生労働大臣への要請では、新婦人・笠井貴美代会長が要望書を手渡し、「私たちは1968年から全国で運動を積み重ねてきました。
昨年12月に、大臣がペナルティーを見直すと発言され、年内にも結論を出すとのこと。貧困が広がるなか1日も早く決断していただきたい」と迫りました。

 子育て中の会員も次つぎに訴え、窓口無料を求める署名と合わせて集めた鹿児島の親たちの声(別掲)を紹介し、岩手県で使われている償還払い用の給付申請書を見せると、「2枚も書くのは大変ですね」と大臣もびっくり。「これを毎月、病院と薬局の窓口に提出しないといけない。申請書と現金と受給者証を確認しないと、医者に行けず、給料日前には通院を控えてしまいます」との訴えに、大臣は「子どもの医療費を何とかしてほしいというお母さん方の願いは理解している。中学3年生までの無料化は8000億円という試算もした。ペナルティーについては自治体からの声も届いており、年末に向け見直しも含めて議論を詰めていきたい」と話しました。


署名8万を国会議員へ

 この大臣への要請と国会内集会を開いたのは、子ども医療費無料制度を国に求める全国ネットワーク(※子ども医療全国ネット事務局団体:新婦人・医療福祉生協連・民医連・保団連)。
「ペナルティーやめて!子どもの医療費無料を国の制度で!」を掲げた国会内集会は、全国から親や医師、歯科医師ら130人が参加し、会場からあふれるほど。国会議員も9人駆けつけ、約8万人分の署名を手渡しました。


(別掲)国のペナルティーがネックです   鹿児島県 樋之口里花さん

 鹿児島県は、国のペナルティーがあるため、窓口無料の自治体はゼロです。県民所得45位、子どもの貧困率はワースト3位。お財布にお金がないと受診できないという状況は、住んでいるところで子どもの命の重さが違うと言われているようです。
 特に入院は、数十万円を一括で払わなければならず、何とかかき集めて払っても、戻ってくるのは3か月後。医療費以外の出費もかかり、もし短期間で再入院になれば、もはや生活できません。せめて子どもが病気の時くらい、お金の心配をしないで済むなら、どんなに安心か。財源ではなく子どもの命の問題です。
 貧困は子どものせいではありません。子どもの立場に立って、どこに生まれても、親の経済状況に関係なく、どの子も平等に必要な医療が受けられる制度を、国が率先して作ってください。


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案外知られていない「子育て福祉の助成制度がどう支えられているのか?」


これを理解していくなかで、「なぜ自治体間で格差ができるのか?」がわかってくる記事です。

続きの2面の記事です。

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ペナルティー廃止、決断を

自治体、医師も一緒に

 埼玉県の小柴真由美さんは、「埼玉では国庫負担影響金が5億円。全市町村がペナルティー廃止の要望書を国に提出しており、全県の願いです」と報告しました。
 全国知事会、全国市長会、全国町村会も連名で「ペナルティーは国の少子化対策の方針に逆行し、地方自治体のとりくみを阻害する」との要望書を提出し、強く廃止を求めています。

 集会では、各地の医師、歯科医師も発言しました。
「県内市町村の制度が進み、窓口負担も少ないなか、県の医療費は全国的に見ても低くなっている。ペナルティーをかけておけば、医療費が抑えられる、という考えを是正するように国に働きかけていきたい」(千葉)、「長年、子育て中のお母さんお父さん方と一緒に自治体を訪問し、子ども医療費助成の拡充を要望している」(静岡)と訴えました。

42年ぶりに年齢引き上げ

 新婦人から、切実な声や各地の運動が次つぎ。「宮城県は助成対象が2歳までで所得制限も低い。請願署名や県内全市町村からの意見書運動にとりくんだ結果、今年42年ぶりに通院の対象年齢を引き上げると知事が発言、来年から実施されます」と青葉支部の松田悦子さん。

 「乳幼児医療ネットワークみやぎ」では子育て中の親や各市町村担当局あてにアンケートを実施し、「来年度は所得制限を撤廃し18歳まで拡大します。町民のみなさまには大変好評です。都道府県で助成の範囲が違うので、国による対策を望みます」など、自治体から国の制度化を求める声が多くありました。

 「税金は困っている人、助けを必要としている人にこそ使ってほしい。自治体の努力だけでは限界。国の心ある対応を望みます」と訴えました。



広がる地域間の格差

 広島県の大平由美子さんは、「県は、『国のやること』の一点張り。自治体間の格差は大きくなっている」と。広島市議会では、年齢拡充と引き換えに、所得制限を2段階にわけ、窓口負担最大3倍になる改定案が採択され、子育て世代といっしょに撤回を求め運動しています。私立高校教員の「体調が悪くても、”親に連絡しないで”という子がいる。教育費が大変で、これ以上親に負担をかけられないと、病院に行こうとしない。学費の滞納で、進級や卒業が難しい子が増えている。せめて、お金の心配なく医療を受けられるようにしてほしい」との声を紹介しました。


廃止まであと一歩

 翌18日には、厚労省の社会保障審議会医療保険部会が開かれ、自治体の委員からも、即時廃止との意見が相次ぎ、初めてペナルティーを見直す具体的方向が出されました。
 親・医師・自治体の声と運動に押され、いよいよ廃止まであと一歩。12月、各自治体議会へ要望書を届け、引き続き署名を積み上げましょう。

新婦人は、12月1日、財務大臣への要請も予定しています。

「新婦人しんぶん」2016年12月1日号 2面記事より

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その昔、東京から転勤できたママさんが、

「東京では、医療費も給食も15歳まで無料だった!

物価が違うっていっても、これじゃあ子育てに力を入れてないといわれても仕方ないよ!!」

と言われていたのを思い出します。

転勤や引っ越しなどで他の自治体で暮らすことを経験していないと、それが当たり前になんですよね。


いやぁ、知るって大事。

学習って大事だなぁと、しみじみ思います。




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