新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

であいの季節!

2014-04-15 17:26:14 | お知らせ

こんにちは、松山支部ほりかわです

今週のしんぶん、7面に松山支部のいのちの授業のとりくみが載っていましたね

(ただ今、第4回の授業を企画中ですよ

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私事ですが、今年度、県本部の子ども子育て部に招集され、部会に出てきました

部会のなかで、「〇〇ちゃん(子育て中ママ)のつくった熊丸さんのチラシhttp://peace5-3.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2014/02/24/image.jpgがきれいで、すっごく好評だった

「お店に頼んで置かせてもらったら、すぐ無くなってた。体験会に来れなくてもこんなサークルがあることを知ってもらうのが大事だよね~

との議論から、

「春はであいの季節

新婦人や新婦人の子育てサークルの知名度を上げるところからはじめよう」と、

子ども子育て部で”新婦人の子育てサークルってこんなとこパンフ”をつくってみてはどうかということになりましたー現在、こーんなカンジに作成中です

Img_3631

松山支部子育て委員会(学齢期ママのあつまり)とチーム・カンガルー(乳幼児ママのあつまり)のあつまりに、パンフの案を持っていき、”若い世代”に感想を聞いたところ好評でした

ので、完成して皆さまのお手元に届く日も近いのでは…と思います

見かけたらぜひ手に取って読んでみてくださいね


安倍さん、「女性の活用」というけれど…

2014-04-10 17:28:08 | 新婦人しんぶん

Img_3596今週の新婦人しんぶん、一面は「ベビーシッター事件が投げかける 保育、働き方、女性の貧困 いますぐ解決を」という記事でした。

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アベノミクスで失速する景気、雇用、家計…。

基本賃金にあたる所定内給与が前年同月比0.2%減、20ヵ月連続で前年下回る。ピーク時の1997年より年収で約70万円減というデータがあります。

さらに、この4月から消費税増税、子ども手当も減額され、年少扶養控除の廃止・所得税住民税にかかる復興増税と家計の負担はますます増えるばかりで、「夫の給与だけでは生活できない」と仕事をもつ女性も増えている中、子どもを預ける保育所の不足は本当に深刻です。

東京都内23区では認可保育所の不足がさらに悪化し、昨年同時期より約2200人増の2万1000人の待機児童がいるとか…。

そんな中で、子育て新制度(2017年度)として当初1兆1000億余円の予算(質の改善(職員配置の改善・職員給与アップ・研修の充実)6870億円・量の拡充(保育所の増設など)4270億円)が出されていましたが、3月12日提示案では、「質の改善」が3000億円と半減されています。

親の立場からは、保育所の数も増えてほしいけれど、保育の質が低下するならば安心して子どもを預けることはできません。でも、安倍さんたち政府の方々は、そのへんの親の気持ちがわかってくれていないようです。

こんな記事を見つけました。

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「准保育士」制度の撤回を 

無資格では不安です 保護者の団体が政府に要望書提出

 保育士不足だとして子育て経験があれば無資格者でも保育に携わることができる「准保育士」制度の導入を政府の産業競争力会議が検討していることに対し、保育園を考える親の会(普光院亜紀代表)は8日、田村憲久厚生労働相、森雅子少子化担当相と同会議雇用・人材分科会に「准保育士」制度を撤回するよう要望書を提出し、厚労省内で記者会見しました。

 要望書には東京都内と、さいたま市内で待機児童の解消と認可保育園の増設を求めている九つの保護者グループが賛同しています。

 要望書は、「准保育士」の創設は待機児童問題の解決策にはならず、むしろ親が安心して子どもを預け、働ける環境を奪うことになりかねないと指摘し、

〇保育士による保育を〇保育士が働き続けられる労働環境の改善―などを求めています。

 親の会によると、仕事量や低賃金などの低い待遇によって現場から離れている”潜在保育士”は60万人以上とされています。

 記者会見に出席した保護者からは「親の願いと逆行している」「自分の育児経験と保育は分けて考えるべきだ」と安心して預けられる保育園への思いが語られました。(赤旗日刊紙 2014.4.9)

 


「憲法改正」って誰のため?まずは知ることから。

2014-04-09 10:27:50 | 要望・請願・抗議文書

 3月の愛媛県議会で、自民党より「憲法改正の早期実現を求める意見書」が提出され、なんと採択されてしまいました。

 (愛媛県のほか、石川、富山、香川県議会でも同様に提出採択されたそうです。)

 

憲法尊重養護義務(憲法99条)のある自治体の議員が、改憲を促進する決議を行うことは憲法違反では?!

 愛媛県本部は3月12日、要請し、抗議声明を発表しました。

以下、抗議声明の本文です。

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2014年3月12日

自由民主党愛媛県議会議員団様

 新日本婦人の会 愛媛県本部 会長 来島頼子

「憲法改正の早期実現を求める意見書(案)」の提出をしないよう求めます

 私たち新日本婦人の会は、先の太平洋戦争による悲惨な体験を繰り返してはならないと、多くの女性の賛同のもと創立51年になります。会の目的のひとつに、”憲法改悪に反対し、軍国主義を阻止する”ことを掲げ、子どもや女性のしあわせのために活動してまいりました。

 私たちは、貴党が今議会に「憲法改正の早期実現を求める意見書(案)」を提出するとお聞きしました。提出文のなかに「今日に至るまでのおよそ70年間、一度も改正が行われていない」「憲法制定当時には想定もできなかった事態への対応が求められている」などとしていますが、この間国民は、憲法「改正」の必要は一度もなかったことの表れであったし、憲法の平和主義のもと、他国民を殺すことも殺されることもありませんでした。日本国憲法が活かされるならば、さまざまな事態の変化にも十分に対応できるものと私たちは考えます。

 日本国憲法が謳う基本的人権の尊重や、国民主権、平和主義を追求するならば、国民が、平和のうちに安心してくらしていけます。憲法「改正」の早期実現を求めるのではなく、政府に対し、日本国憲法の遵守を求めるべきであると考えます。

 自民党県議団におかれましては、「憲法改正の早期実現を求める意見書(案)」の提出を取りやめられますよう強く求めます。

以上

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ファッション雑誌「VERY」の3月号で、憲法改正を考える特集「お母さんこそ、改憲の前に知憲!」が掲載され、話題になっていました。

「私たち大人は子どもたちの未来に責任を負う。賛成か反対かの前に、まず知って考え、語り合うことが大切だ」と光文社の副編集長さんは話しています。

自民党の憲法改正草案は、戦力不保持を掲げる9条を変え、国防軍を設置し、現在は禁じられている集団的自衛権の行使を認めており、子育てしている私たちにとっては、「憲法が変わってしまったら、いま育てている子どもたちが戦争に行くことになるかもしれない…」切実な問題なんです。

まずは知ることから。

新婦人ではママたちのしゃべり場も企画しています。

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憲法改正に関連する資料です。

〇いまの日本国憲法と自民党の改憲案を比較するサイト

http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html

〇日本弁護士連合会HPより 「憲法改正のなにが問題なの?」

http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/constitution_issue/matter.html

〇VERY3月号 バックナンバー購入申し込み

光文社直売係 TEL 03-5395-8102