こんにちは、松山支部のほりかわです。
今日も朝から寒いです。被災地で避難所生活をしている方々のことを思うと、一日でも早く暖かい春が来ることを願います。
3月13日に、松山の青年がいち早く救援募金を集めると聞き、参加してきました。
まだあどけない小学生や中高生がお財布を出してあるだけの小銭を募金箱に入れてくれる姿が多く、本当にみんなが被災地のことを思っているのだと胸打たれました。
新婦人中央本部に集約された新婦人の募金も、第1次が宮城県に渡されたそうです。全国の絵手紙小組から、激励の絵手紙も届いているようです。
一日も早い被災者の救援と復興を願っています。
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3月18日に県本部で、県知事に対して「東日本大震災の被災者支援・救援・復興と愛媛県の原発・耐震対策の強化等をもとめる申し入れ」をおこないました。
愛媛県伊方原発では、プルサーマルを実施・運転しています。福島原発にも同じくプルサーマルがありましたが、運転はされていなかったそうです。
また、愛媛県は避難所となる施設の耐震化が遅れているそうです。
4月には県議会議員選挙があるそうです。
「こんなときに」とも思いますが、「こんなときだからこそ」私たちの思いを受け止めてもらえる人に投票することが大事だと思います。
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2011年3月18日
愛媛県知事 中村時広様
新日本婦人の会愛媛県本部 会長 来島頼子
東日本大震災の被災者支援・救援・復興と愛媛県の原発・震災対策の強化等をもとめる申し入れ書
3月11日(金)午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0という大地震が発生、東日本沿岸を中心に大打撃を受けました。今、現地は、地震・津波・原発被害と寒さとのたたかいを余儀なくされています。現在避難生活者は約30万人余、死者・行方不明者1万5千人以上とも言われていますが、まだ実態はわかっていません。目に見えない放射能の恐怖と余震と寒さにふるえながら身を寄せ合って生きておられる様子に、早く何とかしてほしいと内外からの声がうずまいています。ところが、原発事故がどうなるかはっきりしないため住民の不安は極度に達しています。何としても早く安全な場所を確保し、ホッとできる生活が送れるよう国あげて支援対策を今以上早急に進めてほしいと願います。
私たちが住む愛媛県にも伊方原子力発電所があります。1号機は33年、2号機は28年経過、3号機は危険なプルサーマルを実施・運転していますが、どれも頻繁にトラブルが発生しています。伊方原発の近くには日本最大の活断層―中央構造線があり、南海、東南海地震も近い将来予想されます。このような状況を総合的に判断するならば、決して安全だ、安心だとは言えません。
つきましては、何よりも県民のいのちと安全をまもつという自治体の役割を発揮していただき、原発・震災対策を強化し、安心・安全のまちづくりをすすめていただきたく申し入れ致します。
1、被災者の救援・支援、生活の復興について国などからの要請には積極的に応えていただくこと
2、福島原発の過酷事故発生をふまえ、伊方原発の運転を中止し、総点検するとともに、耐震安全基準を再検討すること。
3、伊方原発3号機のプルサーマルは中止すること。
4、情報公開を徹底しておこなうこと。
5、全国で一番遅れている県立学校や、公的病院、水道、施設の耐震化を早急にすすめること。
6、原発事故が発生し放射能漏れが確認された時には、優先して子どもたちにヨウ素剤を投与すること。
7、国に原発依存の政策を見直すよう求めること。
8、県は原発依存をやめ、新しい知見に基づくエネルギーの開発をすすめること。