新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

子ども医療費助成拡充へ!実行委員会報告

2014-07-04 23:28:05 | 子育て世代

 「中学卒業まで子どもの医療費無料にしましょう」実行委員会が、6月29日の第57回えひめ母親大会の全体会の舞台に立たせていただきました

閉会後も会場外で訴えと、署名の呼びかけをさせていただきましたよ

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5月19日に、新婦人松山支部委員と会員有志を中心に、「中学卒業まで医療費無料にしましょう」実行委員会は立ちあがりました。

2014年4月時点で、松山市のこどもの医療費助成は「通院は就学前6歳まで」「入院は小学3年まで」と、他の中核都市と比べても、県内の他の市町と比べても低いのです (写真3,4枚目参照です、見えるかな?)

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写真は、愛媛県内の市町比較(2014年4月P6290723_2時点)です。

久万高原町・松野町・上島町が入院通院とも中学卒業まで無料松山市は20市町中一番子どもの医療費助成が遅れています

写真は、中核市(他県の同程度の規模の都市)での比較(2013年12月時点)です。

ここでも42都市中36番目。最先端はいわき市と郡山市で18歳まで医療費助成が受けられます

Img_4602以下、条件がありも含め14都市が中学校3年まで、12都市で小学校6年まで医療費助成が受けられます

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「民主党政権子ども手当導入のときに廃止になってしまった税の年少控除で、かーなーりー納税額が増えたので、 せめて中学卒業15歳まで通院も入院も所得に関係なく無料で診てもらえるようにしたい」ということで、 予算を審議する9月の松山市議会に"わたしたちの声"として署名を提出する予定です

6月末の署名集計は1988筆

ですが、まだまだ行政を動かすには、50万人都市の松山では、充分な数字とは言えません

署名の数は多ければ多いほど、「市民から期待されている政策」ということになります。

Img_4604賛同いただける方は、ぜひご協力のほどをよろしくお願い申し上げます

愛媛保険医協会、コープえひめなどの他団体や、松山市内の小中学校PTA、市内の病院にも協力のお願いをしています。

毎月日は街頭へ銀天街千舟町口で11:30から署名をあつめます。

夜市にも行っちゃうぞ 7月5日(土)16:30から大街道一番町口で浴衣宣伝をします。

署名を見かけたらぜひご協力ください

 


第57回えひめ母親大会

2014-07-01 01:40:35 | 参加報告

P6290635こんにちは。松山支部のほりかわです

6月29日(日)に愛媛大学であった第57回えひめ母親大会に参加してきました。

今年のテーマは、一人ひとりが考えよう 私たちのくらしと未来でした。

そして、今年の記念講演は伊藤真さん

私も学生時代、法律の勉強をする際に、伊藤さんの著書を参考書として読んでいましたのでなつかしさもありました

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柔らかな口調とわかりやすい言葉、時には笑いも交えながらのお話で、会場はいっぱい。多くの立ち見参加もありました。

「戦争は絶対にいけない」という伊藤さんの信念は、母親大会のスローガン、

「生命(いのち)を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」とピッタリ合うものだと思います

私が個人的に印象に残っているのは、「憲法は法律ではない」と、「民主主義VS立憲主義」という考え方でした。

憲法は、法ではあるが法律の王様みたいなものではなく、権力者を縛るものだから、権力者が国民に対して守らせる法律とはまったく性質が異なるのだと。

そして、いつも多数者が正しいとはかぎらない(選挙制度のカラクリで議席多数にもなる)、民主主義で決定されることには時には間違いもあるのだから、書き記したもの(憲法)で歯止めをかけないといけない、民主主義がアクセルだとしたらブレーキ役になるのが立憲主義なのだというお話だと理解しています。

講演後の質疑応答のなかで、「集団的自衛権の閣議決定がされようとしているが、閣議決定されれば即自衛隊は派兵されることになるのか」との問いに、

自衛隊が実際に戦地に派兵されて戦闘に参加するには、新しく法律ができるか法律の改正が必要です

焦らず、あきらめず、私たち一人ひとりが意思表示する行動をとることがとても大事だと思います」と答えられていました。

ゆるされないことはゆるさない。数の横暴がまかりとおるようなことを黙って認めてしまってはいけない。

はっきり意思表示して態度で示していくことこそ、私たちには大事なんだと感じました

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午前中の分科会は

「だれもがいきいき楽しく学べる学校を」助言者 山本宏充さん(中学校教諭)

「安心して高齢期を迎えるために~一人で悩まないでみんなで知恵を出しあいましょう~」助言者 永野弘美さん(愛媛生協病院ソーシャルワーカー)

「日本の賃金・働き方の『改革』・女性の貧困を考える」助言者 丹下晴喜さん(愛媛大学准教授)

「脱原発・自然エネルギーとふるさと再生」助言者 村田武さん(愛媛大学客員教授)

「TPPでくらしはどうなるの?」助言者 竹中隆さん(愛媛食健連事務局長) でした。

分科会で行われた議論をまとめた、申し合わせ事項は、「みんなで今後取り組んでいくもの」と「国や自治体に要望するもの」とがあります。

秋ごろ、えひめ母親連絡会が愛媛県へ要望・懇談をする予定です******************************************************************************************

P6290611_2全体会では、以下の特別決議とアピールが採択されました。

〇特別決議

 「二度と戦争はしない 武力は持たない」とあの悲惨な教訓から憲法九条は生まれました。

 一内閣の憲法解釈によって集団的自衛権の行使を容認し、他国と共に武力行使を行うことを認めた原案を政府与党は発表しました。これは「立憲主義」の否定です。

 戦後70年、民主主義の最大の危機です。国民が主人公の日本国憲法を守り活かしていかなければなりません。「戦争する国づくり」を止める草の根からの連帯を呼びかけます。

2014年6月29日  第57回えひめ母親大会

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アピール

えひめのお母さん・ご参加のみなさん

 私たちは今日、第57回えひめ母親大会をひらきました。午前中は教育やTPP,ゆたかな高齢期、原発の問題で語り、学び合いました。

 午後の全大会では、伊藤真さんに「 憲法の息づく国に―私たちに求められているものは」と題して記念講演していただき、くらしの中に憲法が活かされる大切さをわかりやすくお話していただきました。

 えひめのお母さん・ご参加のみなさん

 安倍内閣は、「戦争する国」づくりにむけて突き進んでいます。歴代内閣が「憲法違反」だとしてきた集団的自衛権行使容認を国会で討論することもなく閣議決定しようとしています。私たちはとうてい許すことはできません。

 年金は切り下げられ、給与所得も減り続けるなかで消費税が増税され、私たちの日々のくらしは厳しくなっています。そのうえ医療・介護総合法案、TPP参加など国民に中身も知らせないまま強引に推し進め、いのち・くらしが脅かされています。

 いま、若者の4人に1人が非正規雇用と言われ「ブラック企業・アルバイト」に苦しめられています。大企業と政府が一体となり、労働者を使い捨てにする「生涯派遣」「残業代ゼロ」などの労働法制改悪をねらっています。

 東日本大震災から3年余り、東京電力福島原発の汚染水漏れがますますひろがり続けています。地震が各地で頻繁に起きているにもかかわらず、伊方原発の再稼働も進められようとしています。西予市議会では、伊方原発の再稼働に反対する請願が採択され、八幡浜市議会では継続審議されています。原発再稼働反対の県庁前金曜行動は101回をこえ、原発ゼロの声は大きくなっています。

 えひめのお母さん・ご参加のみなさん

 「女性がかわれば社会が変わる」生命を生み、育て、守る母親が力を合わせ「集まれば元気・話し合えば勇気」を合言葉に、安心してくらせる社会をつくるため力を尽くしましょう。未来に向かって行動しましょう。

「生命を生み出す母親は 生命を育て 生命を守ることを のぞみます」

2014年6月29日

第57回えひめ母親大会


にいはま母親大会にご参加ください

2014-07-01 00:28:17 | お知らせ

ImageImg_4390 第55回にいはま母親大会が2014年7月6日にあります。

時間は10時から15時30分。場所は新居浜市庄内町のウイメンズプラザ。

参加協力券は500円でお願いしています。託児は無料で用意しています。

午前中は、テーマに分かれてお話したり楽しんだりする分科会企画。

「親子で楽しくクッキング」

「マッキーと語ろう ―輪になる子育て―」

「地域でいきいき暮らそう」

「私は言いたい―人生を豊かに生きるために―」の4分科会を用意しています。

午後の記念講演は、愛媛大学法文学部准教授で生存権裁判を支える愛媛の会会長の鈴木靜さん。「人間らしく生きる―福祉の現状と私たちのくらし―」と題して講演してくださいます。