1月13日に発行された「新婦人えひめ」より県本部会長の迎春のあいさつを掲載します。
激動の2009年 全国大会の年にふさわしく、要求運動も仲間づくりも飛躍させましょう
県本部会長 鉄本由里子
明けまして、おめでとうございます。
年末から新年にかけて、テレビから流れる「年越し 派遣村」の様子に心が痛み、穏やかに新春を迎えることができなかったのは、私だけではなかったと思います。
大企業は人間を道具のように使い捨てにし、路上に放り出しておきながら、利益は内部留保と、こともあろうに株式配当にまわすなど、決して許されることではありません。派遣法を「改悪」し、大企業の横暴をここまで許してきた、政治のあり方こそ問われなければなりません。
いま、私たちのくらしが深刻になる中、消費税増税でなく、せめて消費税の食料品非課税など、国民のふところをあたためるための運動を広げていきましょう。また、「地球温暖化」の問題、「食の安全を守る」運動もひきつづき強めましょう。
2010年のNPT(核不拡散条約)再検討会議にむけて、新国際署名「核兵器のない世界を」の署名を「平和の新婦人」として全国の目標200万にふさわしい目標を各支部で持ち、達成のためがんばりましょう。
かってない激動と女性の要求が切実になるなかで開かれる第24回全国大会にむけ、仲間づくりで本格的に前進させましょう。「合同体験会」「すべての地域班に赤ちゃん・リズム小組をつくる大運動」「働く女性・労働組合との連携」のとりくみを強めましょう。
解散・総選挙が必至の情勢です。雇用とくらしのかつてない危機、アメリカ・大企業いいなり、国民ないがしろのゆがんだ政治を、女性の連帯で。いのちとくらし・雇用を守る政治へと変えていきましょう。