新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

子どもと性 どうかんがえますか?

2011-04-25 22:26:07 | お知らせ

 「学齢期の子どもにどうやって性のことについて伝えたらいいんだろう?」

「大事なことだけど、学校ではどのくらい教えてくれるの?」

学齢期の子どもをもつ会員さんからこんな声が寄せられています。

 松山支部の子育て委員会では、”まずは親から”性やそれに関わることについて学ぼうと学習会をすることにしました。

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 4月21日の準備会兼第1回学習会には会員4名が参加。

東京シューレ出版 安達倭雅子著の「子どもと親と性と生」(1575円)を読みながら、

いのちにつながる性をどう子どもたちに伝えていくか、どう関わっていくかを考えていくことが決まりました。

 初日はⅠ章を少し読んですぐ終わったのですが、“大人が性別にこだわっている”という

くだりがあり、赤ちゃんが生まれたときいのちにかかわる体重を聞くより、

性別の方を必ず聞くという例や、自分の子どもには割りと寛容に好きな服や

おもちゃを買い与えても、プレゼントとなると男の子にピンクや人形を選ぶ人は

ほどんどいないという例を読みながら「確かにそうだ」と納得しました。

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 性教育については、7月10日(日)開催のえひめ母親大会のなかの、

新婦人担当分科会のテーマにもなるので、しっかり学んでいかしていきたいです。

 次回学習会は、5月19日(木)13時より 古川のふれあいセンターにて行う予定です。

参加希望の方は、上記の本を持参でご参加ください。


ミニ運動会

2011-04-24 14:02:37 | 参加報告

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 こんにちは、松山支部のほりかわです

松山ではもうすっかり桜の花が散って、葉の緑が日の光にまぶしいです

今年ほど桜に心癒された年はなかったと思うほりかわですが、みなさんはお花見されましたか?

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 4月17日(日)に、2011年松山支部 親子ばとのつどいが開かれました

親子ばとのつどいは、大会の年(隔年)に会員、読者の交流を目的とした企画です。

いつもはバザーや小組の体験会をするそうですが、

今年は若い会員さんからの「子どもと一緒に遊べる企画がいい」との声から

”親子3代で参加できるミニ運動会”をテーマに若い子育て世代中心で準備をしました。

当日は108名の参加(会員外2名、子ども16名)で大にぎわい子どもたちが楽しそうなのが何よりでした。

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念入りにストレッチと準備体操をして、

(講師をしてくださった会員さんの指導がとてもよかったと好評でした

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子どもたちは準備体操がわりに「きらきら体操」をしました

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種目は新聞紙の玉入れ。

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子どもチーム対大人チームでしたが、大人も真剣です

大人チームのカゴ係の人には動き回ってもらいました

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種目は障害物パン食い競争。

パン小組の方があんぱんを焼いてきてくれました

「よーいドン!」の合図でスタートし、なわとびのヘビを飛び越え、

ダンボールトンネルをくぐれば美味しいパンが待っています。

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種目は英語ゲーム。

キッズ英語の先生が色をテーマに準備してくれました。

小さい子も「An onion is brown!」など野菜や果物の色を元気よく答えてました。

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種目はつなひき。

ビニールひもを編んだお手製のつなだったので、

「本気になるとあぶないですよ~」と言いながらの応援でした

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お昼には、バザーやフリーマーケットがずらり

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小組の展示も素敵でした。一部ですが、ご紹介します。

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子育て委員会も初めて活動報告の展示をしました

ミカン狩りや畑の苗植え・収穫、親子クッキング、キャンプなど

活動の様子がよくわかると好評でした

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支部からは会員さんからあつめた不要品でフリーマーケットをしました。

利益を東日本大震災の救援募金に充てるチャリティフリマです。

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チャリティフリマの売り上げは16,444円でした。

別に呼びかけている救援募金とあわせて被災地に届くよう手配します


四国電力に申し入れ

2011-04-23 20:43:06 | 要望・請願・抗議文書

 早いものでもう4月も終わろうとしています。

東日本大震災から1ヶ月が経過しましたが、未だ福島原発は予断を許さない状態にあります。

本当に安心・安全にくらせることがどれだけしあわせなのか、そのためには何が必要なのかを毎日考えさせられます。

 さて、去る4月14日、新婦人愛媛県本部が四国電力に申し入れに行き、会員16名が参加しました。

四国電力の対応は、時期も時期なだけにピリピリしているようでしたが、こちらの要請に対する態度は誠実と言えるものではなく残念でした。

以下、申し入れ書全文です。

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2011年4月14日

四国電力株式会社

取締役社長 千葉 昭 様

 東日本大震災による福島第1原発事故を踏まえ、伊方原発の総点検と安全基準の再検討等を求める申し入れ

 3月11日に発生した東日本大震災は、未曾有の被害をもたらし、福島第1原子力発電所事故は「国際原子力事象評価尺度」で最も重大な「レベル7」にあたると発表されました。被災地では、多数の方が不安を抱えたまま避難生活を余儀なくされたうえに、放射能汚染のため、行方不明者の捜索もままならない状態が続いています。周辺地でも葉物野菜や原乳の出荷帰省、田畑の放射能汚染、地下からの海への汚染水流出など、先の見えない状況におかれています。

 事故を起こした福島原発は1号機から6号機すべてが30年を経過した老朽原発でした。愛媛県にある伊方原子力発電所1号機は運転開始から33年、2号機は28年が経過、3号機は危険なプルサーマルを実施・運転しています。伊方原発の近くには日本最大の活断層―中央構造線があり、南海、東南海地震も近い将来予想されています。このような状況を総合的に判断するならば、決して安全だ、安心だとは言えません。耐震安全基準の再検討、苛酷事故対策・緊急時の防災計画策定が求められています。

 住民のいのちと安全をまもることを最優先し、「『原子炉を止める・冷やす・放射性物質を閉じ込める』という何重にもわたる安全設計をおこなっている」としてきた「安全神話」に頼らず、原子力から再生可能な自然エネルギー利用をすすめていただきたく、下記のことを申し入れます。

1.福島原発の苛酷事故発生をふまえ、伊方原発の運転を中止し、総点検するとともに、耐震安全基準を再検討すること。

2.老朽化している原発の更なる長期間の運転は中止し、早急に廃炉にすること。

3.伊方原発3号機のプルサーマルは中止すること。

4.地球温暖化対策を口実にした原発推進ではなく、太陽光、風力、水力など再生可能なエネルギーに転換すること。

5.情報公開を徹底しておこなうこと。