新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

参院選に向けて

2016-04-28 18:13:15 | ブログ


4月の県本部の会議で、新日本婦人の会の呼びかけ人 羽仁説子さんの「これからのエチケット ー政党支持の自由についてー」の資料をいただきました。

新婦人は1962年10月19日の設立なので、設立準備中に書かれた文章ということになります。
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「1962年4月15日付 新しい婦人組織のための連絡ニュース」より

「政党支持の自由の原則」ということばは、もう何年来うたわれるようになっています。しかしこの原則を正しくみんなが自分のものとして理解し、行動してきたかというとまだまだ不明確だったと思います。

私たちの会の性格(案)は、「思想信条をこえて目的に賛成ならば誰でも入会できます」私たちの思想や信条は、この会に入ってからその運動をとおしてお互いに変化し成長していくことでしょうが、大切なことは、いつでもこれは、だれの前にも開かれていて、つぎつぎといろいろな思想や信条をもった人が入ってこられるものでなければならないことです。

私たち婦人の問題は、日々の小さいなやみから、大きな民族的な問題まですべて政治につながっているということはいいすぎではないでしょう。
まだ草案ではありますが私たちが目的としてかかげ、それをめざして力をあわせていこうとしている五カ条(憲法改悪に反対し…日本の独立をかちとり…民主主義をまもり…平和をうちたてます等々)もすべて政治にかかわる問題です。

私たちが大きく手に手をとりあってこれらの目的の実現のため努力していくならば、その一歩一歩が、小さな政治活動であり、全体として大きな政治力になるでしょう。そして、各政党と協力していくことは、日常の問題になります。

こうして私たちは、自分たち婦人の問題のため闘っていく過程で、どの政党とどのように協力出来るか、どの政党がどの問題では味方であるかを、単に選挙期間中でなく、日々、身をもって学ぶことになるでしょう。


政党支持の自由ということは政治からの逃避でないことはいうまでもありません。いかなる政党の人もこの会に入ることができるし、政党員としてのその人の政治活動は自由であり、保障されなければならないのです。

「あの人は自民党に投票したらしいとか」「あの人は共産党の応援演説をしていた」とかいうことで非難したり、片付けたりしないで、おたがいにその主張や話を落ちついてききあう寛大な気持ちをもつことが、これからのエチケットだと思います。

これらのことを、おたがいがはっきりと心にとめ、しっかりと身につけていくならば、きっと私たち新しい婦人組織の間でこそ、正しい政治活動のスタイルが生み出されていくことと信じます。


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4月の県本部の会議では第167回中央委員会決定の学習をしたのですが、決定の中には今年夏の参院選について具体的な方針がありました。

班会などで読み合わせしていると、「政治的なことが書いてあると自分と遠い問題に感じる」と言われる方がけっこういるんです。

でも、羽仁さんの文章を読んで、自分たちのしあわせのために活動していると必ず政治的な問題にぶち当たってしまうものだとあらためて思いました。


「安倍政権の退陣」が明記してあることについても、新婦人の「5つの目的」にことごとく反する政策をすすめ、国民からの反対意見をききもしない、反省もしない安倍政権は退陣してもらうしかないという方針なんですね。


【新婦人「5つの目的」】

◎核戦争の危機から女性と子どもの生命をまもります

◎憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します

◎生活の向上、女性の権利、子どものしあわせのために力をあわせます

◎日本の独立と民主主義、女性の解放をかちとります

◎世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和をうちたてます


野党が共闘するという、今までにない動きも出ています。

公約も憲法も守らない政権は要らない!の声を大きくして、安心してくらせる政治をしてくれる政権を望みます。


四国電力に申し入れに行きました

2016-04-27 18:08:46 | 要望・請願・抗議文書


4月27日、四国電力松山支店に申し入れにいきました。

総務部次長兼広報課長の村上良太さんが対応してくださいました。

申し入れ文書はいかの通りです。

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四国電力代表取締役社長 
佐伯 勇人 様

松山市北持田町131-1
新日本婦人の会 愛媛県本部
会長 来島 頼子

 伊方原発3号機の再稼働中止を求める申し入れ

 4月14日から熊本県、大分県を震源とする地震が連続して発生し、多くの犠牲者が出ています。

震度7の直下型地震の連発は「想定外」と言われ、余震も続き家屋の倒壊や、道路の寸断、土砂崩れなど甚大な被害が出ています。

自然災害はいつ発生するかわからず、常に「想定外」です。犠牲になられた方々をはじめ、被災された方々のことを思うと本当に胸が痛みます。

愛媛でも地震が起き、次は愛媛の番かと不安な思いで過ごしています。

子育て中のお母さんからは、「地震から子どもを守るだけでも精一杯なのに、もし原発事故が起きればどこにも逃げようがない。絶対に動かしてほしくありません」という声が届いています。


 伊方原発の沖合5キロには中央構造線の断層帯が走っています。

地球全体が活動期に入っていることを考えれば、いつ大きな地震がおこるともかぎりません。

伊方原発は、いまは稼働していませんが、使用済み核燃料やMOX燃料がおかれていることを考えれば、危険極まりない状況です。

7月からの再稼働など到底考えられません。


 東電福島原発事故から5年、チェルノブイリ事故から30年がたちました。

これまで起きた原発事故の教訓から学び、原発に頼らないエネルギー政策へと転換し、伊方原発はこのまま廃炉にすべきです。


 県民の不安にこたえ、安全を守るためにも、伊方原発3号機の再稼働を中止していただきますよう申し入れます。

県に申し入れに行きました

2016-04-27 13:05:23 | 要望・請願・抗議文書


先ほど、愛媛県 原発安全課に申し入れに行ってきました❗️

県の事務局ほか会員合わせて8名の参加で、「再稼働やめて」の思いを語ってきました。



要請文は以下の通りです。


2016年4月27日
愛媛県知事 中村時広様

松山市北持田町131-1
新日本婦人の会 愛媛県本部
会長 来島頼子

伊方原発3号機の再稼働撤回の申し入れ

4月14日から熊本県、大分県を震源とする地震が連続して発生し、多くの犠牲が出ています。震度7の直下型地震の連発は「想定外」と言われ、余震も続き家屋の倒壊や、道路の寸断、土砂崩れなど甚大な被害が出ています。

自然災害はいつ発生するかわからず、常に「想定外」です。犠牲になられた方々をはじめ、被災された方々のことを思うと本当に胸が痛みます。

愛媛でも地震が起き、次は愛媛の番かと不安な思いで過ごしています。子育て中のお母さんからは、「地震から子どもを守るだけでも精一杯なのに、もし原発事故が起きればどこにも逃げようがない。絶対に動かしてほしくありません」という声が届いています。

伊方原発の沖合5キロには中央構造線の断層帯が走っています。
地球全体が活動期に入っていることを考えれば、いつ大きな地震がおこるともかぎりません。

伊方原発は、いまは稼働していませんが、使用済み核燃料やMOX燃料がおかれていることを考えれば、危険極まりない状況です。7月からの再稼働など到底考えられません。

東電福島原発事故から5年、チェルノブイリ事故から30年がたちました。これまで起きた原発事故の教訓から学び、原発に頼らないエネルギー政策へと転換し、伊方原発はこのまま廃炉にすべきです。

県民の不安にこたえ、安全を守るためにも、伊方原発再稼働の承認撤回をしていただけますよう申し入れます。


自然ってすごい

2016-04-25 12:27:28 | 赤ちゃん体操・親子リズム

こんにちはー、ほりかわです。


この写真、なんだかわかりますか?


去年ベランダで植えたミニトマト苗、収穫しそびれた実を土に入れてそのまま放置していたのですが(笑)、

なんと芽がでてきました!

黄色いのがトマトの皮なんです。

食べ物っていのちをいただいているのだとあらためて思いました。


近所の畑でも、大根が芸術的に咲いていました。

4月上旬ころに撮影のがコチラ。


そして2週間後に撮影したのがコチラ。花が咲いたあとに実ができて種になろうとしています。

こうやって植物のいのちもめぐっているのですね。




子どもたちとミニトマトの大発見をしたついでに、

ベランダのプランターに、去年秋頃にもらってきたホウセンカとヒマワリの種を植えました。



そのあと読んだ絵本がこちら。


たかどのほうこさんと太田大八さん絵の『みどりいろのたね』。

小学校低学年向けに紹介されていましたが、

文字数が多くないので、読んであげるなら3歳くらいからでも大丈夫でした。

種たちがおしゃべりするので楽しいですよ(o^^o)


こちらは、なかのひろたかさんの『くさる』。どちらも福音館書店の本です。

これは、食物連鎖について、子どもの目線から学べます。

ちょっと長いお話ですが、恐竜の絵も出てくるので我が家の年少男子はよろこんで見ていました。



植えた種から芽は出るのか、ちゃんと成長していくのか、これから観察するのが楽しみです(o^^o)

ベランダでも自然観察はできます。

ちょっとした種を植えて、自然と触れ合う機会をお子さんと持ってみませんか?

四国電力と県に申し入れに行きます

2016-04-21 22:33:13 | お知らせ
熊本の震災があり、新婦人しんぶんの編集部から、「原発立地県の会員さんの声を聞かせて欲しい!」と県本部の子育て部に問い合わせがありました。

会員ではありませんが、「深夜の地震の後怖くて眠れなくなった」「テレビニュースを見て東日本大震災がフラッシュバックして体調を崩している」という子育て世代の方もいます。

福島から避難している会員さんが、「伊方原発で事故が起きたら、日本のどこに逃げればいいのかもうわからない」とおっしゃっていた気持ちがじわじわと実感を伴ってきている感じです。

西日本で原発事故が起こったら、日本、どうなるの???

起きてからでは、人の手ではどうしようも無い事態になるのが原発事故だと、福島の事故で私たちは思い知ったのではなかったでしょうか?

起きてから慌てても遅すぎる。

過去から学ぶとすれば、少しでも危険があるなら止めるのが英断だと思います。




愛媛県本部では、4月27日(水)に四国電力松山支店と県原子力安全対策課に申し入れに行く予定です。



4月23日(土)の伊方原発を止める会の集会にも参加しましょう。

13時から松山市の城山公園です。