新日本婦人の会 えひめblog

えひめの地でがんばっております。女性目線の要求運動、要求小組(サークル)など日々の出来事を綴ります。

えひめで子育てしやすいまちはどこ?

2017-03-06 18:40:25 | 子育て世代
以前(2014年)、学研さんの調査で「主婦が幸せに暮らせる街ベスト10」に、愛媛県の「松山市」と「新居浜市」が全国ランキングに入っていたのを覚えていらっしゃるでしょうか?
http://www.tj-matsuyama.com/?p=22444


当時、「県内から2市も選ばれるなんてスゴイ!」と地元ニュースなんかで取り上げられていたのですが、
その頃の松山支部では子どもの医療費助成拡大をもとめる署名に取り組んでおり、
「松山市は子どもの医療費助成でだいぶ遅れてるのにねー。」なんて話しながら、
会議や作業をしていたものでした。



そんな松山市の現在の子どもの医療費助成は、入院費助成は拡大したものの、
念願の通院助成はいまだに就学前(6歳・小学校入学まで)と、
2014年と変わっておりません(°▽°)


なかなか入院することはありませんが、通院はお世話になると結構長いことが多いので
(そして兄弟姉妹がいて病気の無限ループが起こったときにはもう)、
通院助成が拡大することがやっぱり子育て世代としてはうれしいものです。



この2年ほどで、県内でも、子ども医療費助成を積極的にすすめる自治体がでてきて、
自治体間で差が出てきたように感じたので、

「ランキングをつくってみたい…!」

と会議でポツリと発言してみたところ、資料をいただいたので…。

作ってみました。



平成の大合併で20市町になってしまい、表にしてみるとなんかさみしいですね。


愛媛新聞のオンラインニュースで、愛媛県宇和島市の学校給食費が無償化されることを知り、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170225-25788101-ehime-l38

新居浜市でも給食費の助成がはじまっている話を聞いていたので、給食費の欄も入れてみました。
(無償化を理由に給食の内容・質が低下することがないように、チェックしていく必要がありますね。そしてそして、表に間違いあれば教えてください(>人<;))


宇和島のニュースがあった次の日、2月26日付の新聞記事にも給食費無償化の記事を見つけました。





「おぉ、タイムリー」と記事を読みながら、いろんなことを考えておりました。

数年前「格差」ということばが目につくとおもったら「貧困」ということばになり、
困っている人の状況も数も本当に深刻になってきました。

ご近所づきあいはあっても、それぞれの家庭での「困った!(◎_◎;)」を知ってるわけでもありませんし、個人では手助けできることがないかもしれません。

多様なくらしや価値観がひろがり、いろんな家庭や育て方が増えたように感じますが、
公的な制度が「みんな大事な子だよ」と補助してくれることは、どんな子どもにとっても子育てする人たちにとっても、すごく大切なことだと思いました。



愛媛県本部では、県に対し、子どもの医療費助成拡大に県としても取り組むよう、署名の準備をしています。

賛同してくださる方は、またお知らせしますので、ぜひご協力くださいね。



今回のランキングは医療費助成と給食費助成だけでしたが、もっと項目を増やして独自の「子育てランキング」をつくれたらいいなと思っております(๑>◡<๑)

いまどき中学生について語る@学校おしゃべりカフェ

2016-12-28 12:23:09 | 子育て世代
こんにちは、ほりかわです。

12月18日の学校おしゃべりカフェに参加してきましたー

年の瀬の慌ただしさとノロウィルスなど病気が流行って、参加者は少なかったものの、
その分、ファシリエータ―の現役中学校教諭から濃いお話が聞けて、あっという間の2時間でした。



〇まずは、中学生のスマホ事情について。

親との共有を含めると大体7、8割の生徒が使用しているそうです。

使用目的は、「連絡をとる」「ゲームのため」などいろいろだそうですが、
学校や地域によって持っている率が違うというお話に「なるほど!」と思いました。

親が家にいると持っていてもそれほど使わないけれど、母親が仕事をしていると使い方も変わってくる…のだそうです。
両親が共働きだと、連絡とるのにも簡単だから早めに買い与えるという傾向があるそうです。

やはりLINEなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス:人と人とのつながりを促進・支援するコミュニティ型のWEBサイト・ネットサービスのこと)のトラブルが
小学校高学年から起ってくるようでPTAでもキャラクターを使った教育などが始まっています。

多くが「退室のタイミング」や「既読スルー」などで、SNSでの些細なすれ違いから実生活の人間関係に影響が出てしまうのだとか。

早めに対処できれば、問題が大きくなる前に解決できるのだそうですが(もとのきっかけは些細なすれ違いからなので)、
大人(第三者)がいない空間でのことなので、把握するのがどうしても遅くなるのだそうです。

または、スマホを共有している親が、子どもたちの会話にびっくりして相談するケースも増えているそうです。


「何か問題が起こると、大人は”使うな!”というけれど、実際大人が使ってるんだから説得力ないでしょう?」という先生のことばが印象的でした。



〇次に、中学校での勉強事情についてお話していただきました。

Q.「中学生になってから全然勉強していないように見えて心配…。宿題はしているようだけど。」


小学校は受験がないから、教科の順位以外のところをみてくれる。教師も親もそれほど「勉強しなさい」と言わなくて良い環境だと言える。

中学校になると高校受験があるので成績に順位があり、

親としても手が離れるので、学校に行っている間は預ける感覚で自分の時間だったり仕事をする余裕が出てきて、子どものことを見る時間が少なくなる。

なにかおねだりされると「成績が上がったらね」と条件をつけてしまうのは、大人の側が、子どもが頑張っていることを評価するものが勉強以外にないということ。


宿題をしていない様子が見られるなら、それは学校で済ませている可能性がある。

学力テスト対策で、昔に比べて全体授業が減りプリント学習が増えている。

小学校の頃からそれぞれのペースでこなしている素地があるので、プリントの時間に、授業と関係ないことをしていても指摘しにくい。

「昔の学校と比べると、子どもたちは学ぶことが楽しくなさそうに見えてしまう。」と言われていました。



Q.「なんか7時間授業がはじまるというプリントをもらって帰ってきたんですが…。なぜ?」

時間割は、中学校だと教科別になるので調整がしにくい(小学校だと、総合学習の時間に足りない単位の授業を充てて調整することもあるようです)。

行事などで授業の進み方がまにあわなくなり、7時間にせざるをえなかったのではないかと思う。



Q.「違う校区のママ友さんから”習熟度別授業があり、大変だった”と聞きました。どの学校でも実施しているものなんですか?」

文部科学省の方針として、クラスを二つにわけて授業をする「少人数指導」がある。

TTの先生が入ってクラスを二つにわけて授業したのだと思うが、学校の判断で「習熟別」にしたのだと思われる。

学校によっても違うし、その年年の状況(クラスの状況や予算)でも変わるもの。


ママたち「えー!!各学校で予算が違ったりするんですか?!」

先生「(にやり)書類の提出が大変だからあんまりしたいと思いませんけどね」




〇松山市内の中学歴史教科書が長年「東京書籍」だったのが今年から「育鵬社」に変わったことについて(ファシリテーターの先生は社会科教諭です)。

愛媛では長年「東京書籍」で授業研究を重ねてきたこともあるので、教科書をつかって授業する先生はすごくやりにくいのではないかと思う。

「愛媛県は、テストは教科書から出す」という慣例があるが、そういう観点からも使いにくいと感じる。

「育鵬社」の教科書では、最新研究が反映されていない箇所がある(「育鵬社」と「東京書籍」の教科書を見せてもらい、指摘された場所も確認しました)。


ママたち「こうやって比較してみると、育鵬社の教科書の記述はすごく細かくたくさん書かれているところと必要な単語だけで済ませているところと記述の落差というか、気合の濃淡がはげしいですね
東京書籍は、必要な情報を流れがわかるようにまんべんなく書いてある印象を受けます。」

先生「多分、育鵬社は、執筆された先生が好きな範囲は記述が多いんでしょうね。構成もずいぶん違うでしょう?」



*学習指導要領のこと、道徳の教科化のこと、これからはじまる小学校の英語教育についてもお話いただいたのですが、メモが間に合いませんでしたm(_ _)m



学校のことについて、知らないことがたくさんあるなぁと感じた2時間でした。
また、企画してお話お聞きしたいと思います。


先生!
お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました

12.16 デコ❤︎パーティ

2016-12-17 14:09:03 | 子育て世代

こんにちは、ほりかわです。
12月16日の「デコ❤パーティ」という企画に参加してきました。

秋の新婦人フェスタ前に企画した「親子クッキング」に参加してくれた子が
「今度はおやつづくりがしたいなぁ」と帰り際に言っていたので、
クリスマス前に何か企画をしたいね…と、県の部会で企画を練っていました。

〇ホットケーキなら気軽に焼けるかも
〇上にデコレーションをすると楽しいよね
〇「平日夜なら参加できる」人が多い
〇晩ごはんにケーキはいけないよね。ご飯の用意は別にしないと…
との会議中の意見から、今回の「デコ❤パーティ」企画となりました。


今週に入ってまた一段と寒くなり、小さい子連れのお母さんからのキャンセルが相次いで
人が少なすぎるかも…とドキドキしておりましたが、大人8人、子ども8人の参加となりました。





受付が済んだら、子どもたちにトッピングに用意したフルーツや飾りを見てもらいながら
「どんなケーキにしたい?」と絵を描いてもらいました。

どんなものを作りたいか、聞いていた方がお手伝いしやすいと思ったからです。

つくりたいものをイメージしたら、ホットケーキの生地づくりにとりかかります。



計りが見当たらなくて手間取ってしまいましたが、粉の計量は、子どもたちにとっておもしろいもののようでした(。・ω・。)





ホットケーキ生地をねかせている間にクリームを泡だて、その後生地を焼き始めます。


お手伝いが好きな子は、さすがに手つきが慣れていました。

「時間がないよ、先に食べよう!そのあいだにホットケーキも冷めるよ」と声掛けしてもらって、
お手伝いに来ていただいたベテラン会員さんによるカレーライス(サラダ付)をいただきました!!


早々に食べ終わった子どもから、恒例になりつつあるホワイトボードへのお絵かきタイム(笑)になりました。


食事タイムが終わったら、いよいよデコレーションタイムです。







最後に、大人も子どもも1票ずつ投票して、どのデコレーションが一番好きかを赤シールで投票してもらいました。
見事金メダル付のキャンディレイ(お菓子を入れた袋を首飾りにしたもの)を手にしたのは、ももかさんでした。



まわりのホイップ飾りは、隣の席のさらささんにアドバイスをもらって仕上がったそうです(o^^o)

こちらがエントリーした子どもたちのケーキです。それぞれ個性が出ていますね(o^^o)














子どもたちみんなは参加賞のキャンディレイをもらいました。

デコ❤ケーキを食べるにはお腹もいっぱい、時間もなかったのでケーキはお持ち帰りに。

お手伝いに来ていただいた会員さんにも、子どもたちにデコしてもらったケーキをお土産に帰りました。

お手伝いいただいたみなさん、ありがとうございました。
子どもたちと楽しい時間が過ごせました(๑>◡<๑)

学校おしゃべりカフェをします!

2016-11-30 10:05:59 | 子育て世代

慌ただしい時期ではありますが、冬休みが始まる前に、現役の先生をまじえて勉強のこと、思春期の子どものこと、学校についての悩みなど子育てママとおしゃべりしませんか?

12月18日(日)13時から15時

愛媛県教育会館 3階 和室
(松山市北持田町131-1 松山東警察署北側)


参加申し込みは、新婦人愛媛県本部 子ども子育て部089-933-3279
メールアドレス sinfujn@gamma.ocn.ne.jp

親子クッキング

2016-10-01 14:44:09 | 子育て世代


9月30日に県本部子ども子育て部主催の親子クッキングをしました。


今回は、10月2日の「憲法を力に輝く明日を 新婦人フェスタ2016」で、部からも何かバザー出展をしたい!と企画されました。

近頃風邪が流行っており、リズムからの参加予定者がキャンセルになるというかなしいこともありましたが、参加してくれた5人の子どもたちといざ調理開始です。

まずは、産直米を洗ってザルにあげます。


ピーラーで、ごぼうをささがきに、にんじんも千切り(大人が手を入れましたf^_^;))にしていきます。




調味料を入れて、混ぜてもらいました(o^^o)




次は煮物。
煮汁の計量、香味野菜の薄切りお手伝いもしてくれます。




鶏肉の水気を切る作業もしてくれました(o^^o)


お手伝いに飽きた小さい人たちの相手をしてくれるお兄ちゃん。
こうゆう光景を見ると、やっぱり異年齢のあつまりって大事だなぁと思います。



最後は、子どもたちが大好きなお団子づくり。

今回は水ではなく、お豆腐で練り上げます。


女の子はきっちり、男の子は自由すぎますね(笑)



ご飯の炊き上がりまで待てなくて、デザートが前菜になってしまいましたf^_^;)





「次はおやつ作りがしたい」「じゃあ、12月にケーキのデコレーションなんかが出来るといいね」と、話しながら後片付けをして解散しました(o^^o)

普段は慌ただしくて、なかなか調理のお手伝いをさせてあげることができてませんが、こういう場に参加すると、出来ることが増えたと気づくことができますね。

さぁ、明日はフェスタ当日です❗️
楽しい1日になりますように‼️