われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

2月です!

2007-02-01 17:23:00 | Weblog
 皆様いかがお過ごしですか。
 暖冬で温かい毎日ですが、新潟市では1月に降雪がなかったのは新潟地方気象台観測開始以来初のことだそうです。昨日から若干冬型が強まって、みぞれ交じりの空模様ですが、それもそう長くは続かないとのこと。今年の冬はどうなってしまったのでしょうか。先日あるコラムを読んでいたら、降るべき時に雨や雪がきちんと降らないのは大きな自然の流れにとって決して良いことではない、といったことが書かれていました。昨年のように降る時はどかっと降って大雪となり、降らないとなるとまったく降らない暖冬となる。地震にしても、台風やハリケーンにしても地球全体の気象がどこか極端で過剰な印象の否めない昨今ですね。

 さて、二月がやってきて園内はいよいよ発表会にむけた活動が本格化してきました。年長組3クラスは一斉活動の時間を使って順番に運動場へ出て練習をしていますが、その他の学年も各クラスごとにセリフの練習をしたり、小道具や大道具などを作ったりしはじめています。全10クラスがおこなう今年度の演目は次のとおりです。

みどり1組「ブレーメンの音楽隊」
みどり2組「ももたろう」
みどり3組「さるかに合戦」
みどり4組「赤ずきんちゃん」

も も組「かちかち山」
きいろ組「さるかに合戦」
すみれ組「おむすびころりん」

あ お組「5枚のおふだ」
そ ら組「オズの魔法使い」
ば ら組「ピーターパン」

 皆様もご存知のように、子どもはお話の世界が大好きです。しかもお芝居はそのお話の中に実際に自分が入っていくことができます。それぞれの芝居作りを通して物語の世界を何度も生きることが出来るのです。これはとても素晴らしい体験であり、子どもの心の発達にとってとても意味のある経験です。現実とは違うもうひとつの世界≪想像の世界≫を知ること、それは生きていくうえでとても大きな力になるのです。世界はいま自分の生きているここだけにしかないのではなく、もっと広いのだということ。たったひとつの生き方しか出来ない(許されない)のではなく、人間にはもっといろんな生き方ができるのだ、ということ。自分自身や自分以外の人々について様々な想像をめぐらせ、過去と現在そして未来へと続く確かなビジョンを心に思い描くということ。これら想像する力は人間の持つあらゆる能力の中で最も優れた能力のひとつです。そしてこの想像力は現実をも変えていく力のあることを、私はぜひとも子どもたちに知ってもらいたいと願っています。
 物語の世界にどっぷりと浸かる、二月です!


 さてさて話は変わりますが、実はいつも愛用のデジカメが購入以来初めて故障して修理中のため、このところ子どもたちの写真を撮ることが出来ませんでした。4~5年使っているカメラで、コンパクトで廉価なわりに抜群の性能なので新品に買い換える気にはなれず、戻ってくるのを根気強く待っていたら、先ほど修理を終えて戻ってきました。このカメラで一体どれくらいたくさんの子どもたちを撮ってきたことでしょう。雨の日も晴れの日も。これからも子どもたちのキラキラと輝く一瞬を捉えるべくシャッターを切り続けたいと思います。HPやブログにも引き続き載せていきますのでどうぞお楽しみに。



コメント
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