ご機嫌いかがですか。
記録的な大暖冬で寒さをあまり感じることのない穏やかな毎日ですね。この頃は少しずつ日が伸びてきて、五時頃になってようやく暗くなるようになりました。こんなところにも着実な春の訪れを感じます。これから夏至に向かって日いちにちと少しずつ昼の時間が長くなっていくのですね。
さて、いよいよ明日の年長組を皮切りに今年もまた発表会の季節がやってまいりました。連日このブログでも練習の様子を少しずつお伝えしてきましたが、年長3クラスいずれも素晴らしい仕上がりとなっています。どうぞ保護者の皆様、お楽しみにおいで下さい。
おしまいに、物語の世界に遊ぶ子どもたちを見ていてふと思い出した谷川俊太郎さんの詩をここに記します。
『子どもと本』
谷川 俊太郎
子どもよ
物語の細道をひとりでたどるがいい
画かれた山々を眼で登りつめ
洞穴の奥の竜の叫びに耳をすますがいい
子どもよ
本の騎士と戦い本の王女に恋するがいい
煮えたぎる比喩の大鍋の中の
昨日にひそむ今日をむさぼり食うがいい
子どもよ
意味の森で迷子になるがいい
修辞の花々に飾られた小屋に逃げこみ
魔女に姿を変えた母親に出会うがいい
そして子どもよ
なんどでも本を破り捨てるがいい
言葉の宇宙を言葉のはてまで旅して
ふたたび風船ガムをふくらますがいい
記録的な大暖冬で寒さをあまり感じることのない穏やかな毎日ですね。この頃は少しずつ日が伸びてきて、五時頃になってようやく暗くなるようになりました。こんなところにも着実な春の訪れを感じます。これから夏至に向かって日いちにちと少しずつ昼の時間が長くなっていくのですね。
さて、いよいよ明日の年長組を皮切りに今年もまた発表会の季節がやってまいりました。連日このブログでも練習の様子を少しずつお伝えしてきましたが、年長3クラスいずれも素晴らしい仕上がりとなっています。どうぞ保護者の皆様、お楽しみにおいで下さい。
おしまいに、物語の世界に遊ぶ子どもたちを見ていてふと思い出した谷川俊太郎さんの詩をここに記します。
『子どもと本』
谷川 俊太郎
子どもよ
物語の細道をひとりでたどるがいい
画かれた山々を眼で登りつめ
洞穴の奥の竜の叫びに耳をすますがいい
子どもよ
本の騎士と戦い本の王女に恋するがいい
煮えたぎる比喩の大鍋の中の
昨日にひそむ今日をむさぼり食うがいい
子どもよ
意味の森で迷子になるがいい
修辞の花々に飾られた小屋に逃げこみ
魔女に姿を変えた母親に出会うがいい
そして子どもよ
なんどでも本を破り捨てるがいい
言葉の宇宙を言葉のはてまで旅して
ふたたび風船ガムをふくらますがいい