田圃から籾殻を焼く煙が地を這うように流れています。
長いときは５日間くらい燃えていることもあります。
空気は澄んでいてあえかな白い煙が流れる田圃は
何とも言えない風情があります。
籾殻を焼く煙這ふ朝ぼらけ 昌子
夕べ泊まった息子家族と墓参に桐生まで行ってきました。
夫は次男ですので、私の実家のある館林に出ています。
夫の実家の墓参は遠いので盆と正月と両親の命日くらい。
息子に長男が誕生したことも報告に行くチャンスがないまま
二ヶ月が経ってしまいました。
息子が生まれたのは２月でしたが
忘れられない思い出があります。
前にも書いたことがあると思いますが
男の子が生まれたことを
義父はとても喜んでくれて
生まれるとすぐに近くを通っている上毛電鉄に乗って桐生のお店に出て
お祝いの兜を買いに行ってくれました。
ところがまだお雛様の時期でしたので
お店には並んでなくて予約注文をしてきてくれました。
歩くのも大変な状態でしたので
帰ってくるまで義母が心配していたことを覚えています。
娘と息子の幼い頃の写真を整理して
それぞれに渡しておいたアルバムがあります。
息子のそのアルバムを繰ると
義父が半紙に書いて神棚から下げてくれた長男命名の写真と
兜の写真とが大きく１頁目に貼ってあります。
写真を見ると私も忘れていたのですが
息子の赤ちゃんのときの顔と
今日の孫の顔が良く似ています。
抱っこしていると錯覚さえ覚えます。
お天気に恵まれたし桐生の実家も在宅でしたので
とんぼ返りでしたが墓参に行き
息子に嫡男が誕生したことを報告できほっとしました。
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お読みいただきありがとうございました。
これからも宜しくお願い申し上げます。
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