「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

医療福祉現場に知事不在、空港関連は知事主導で税金じゃぶじゃぶ

2009-11-25 22:02:00 | ノンジャンル
最近多忙で新型インフルがらみで土日も出動となり月曜日の休みも体調不良状態。
今日も水曜日で定時退庁のはずが、やはり事件。
ここのところ新聞もニュースもあまり見る余裕がなく疲れ気味であるが、生死不明と思われても何なので一筆記す。

国政の場では事業仕分けの話題が注目の的である中、本県政のニュースを振り返って見たが大したニュースはなし。
ただし、呆れるというべきか相変わらずというべきか、空港がらみの知事動向で中国渡航で舞い上がったのか来年度に大交流団を派遣するとか。
もちろん税金投入だ。
県のホームページの記者提供資料には「開港後初!県外高校が修学旅行で利用」として神奈川県立西湘(せいしょう)高等学校の台湾への修学旅行生330名のうち、151名が静岡空港を利用するといって成果を強調しているが、一人当たり2500円と、成田利用者との差額補てんが、富士山静岡空港利用促進協議会を迂回して100%税金から出ていることなど一切触れていない。
さらにいえば、台湾チャーター便には提供座席一席当たり6000円の「定期便誘致支援事業費補助」が航空会社に出るが、これもやはり富士山静岡空港利用促進協議会を迂回して100%税金から出ている。
タイトルは「開港後初!県外高校が静岡県民の税金で修学旅行」とすべきだろう。

また、空港に協力的なサメ[ターズクラブ会員にも大盤振る舞い。
企画ツアーで会員は3000円割引だが、これも実は富士山静岡空港利用促進協議会を迂回した100%税金。
企画した旅行会社各社には「富士山静岡空港販売奨励金交付事業」として年間予算で34800万円も投じられようとしている。もちろん、これも富士山静岡空港利用促進協議会を迂回した100%税金。

交流団も同じ構造で、「就航促進・利用拡大事業費」名目で税金が投じられる。
川勝恐るべし。

一方、県民世論調査でも関心が高まった福祉や医療に当たっては川勝不在。
現場では予算が不足し数千円の物品の購入も惜しまれる始末。しかも有効期限切れなのに支障はないからと使う状況だ。
なぜ実効果のない遊興への投資がそこまで優先されるのか、単なる見栄か川勝の旅行趣味なのか?、全く理解できない。