今日を最後に静岡空港からJAL機体が消える。
わずか10ヵ月間の就航だった。
この間の収支は、JAL静岡支店によれば1日1往復の札幌便で8千万円、1日3便の福岡線で3億円超の赤字だったそうだ。(読売新聞)
県の役人も川勝も搭乗率が高いから収支が合うと未だに思っているようで、「搭乗率も他路線と比べてそん色ない」と納得していないようだが、読売新聞が伝える静岡支店長の次の言葉が現実を語っている。
「搭乗率はあくまで目安。何割を超えれば黒字になるというものではない。空港の運営経費は便数が多ければ単価が下がるが、1日4往復では割高になる。」
いわゆる、規模の経済を考えれば当然だ。
しかも、JALのように人件費が高コスト体質の航空会社においては収益構造(http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukou3b.html#①)から見ても納得だ。
明日からはFDAがJALに代わって運行するそうだが、かなり早期予約なら互角だがビジネス狙いの直前日までの運賃は相対的に高い。
搭乗率が高くても6月から減便の小松便同様、観光需要が主でビジネス需要が安定しなければいくら税金で支援を受けていても経営的には苦しいだろう。
しかも、再び安全性に疑問を持たれるような不祥事があればFDAも終わりだ。
今年は羽田の拡張・発着枠拡大・国際化と鉄道アクセスの改善、成田空港の発着枠拡大と新型スカイライナー「成田スカイアクセス」のデビューなど首都圏空港の競争激化が始まる。
少なくとも県東部は今でさえ少ない静岡空港利用だが、さらにそちらに流れるだろう。
成田に格安航空会社が算入すれば県中部圏の観光需要も大きく動く。
それでも県は多額の税金で静岡空港利用者、空港運営会社、FDAを支えるのだろう。
何のため、誰のための行政かなど真剣に考えることなく、ただただ天下りャXトのため、空港のためにと。
いっそ、県など無くせばいいのに、という声がでるのも時間の問題かもしれない。
わずか10ヵ月間の就航だった。
この間の収支は、JAL静岡支店によれば1日1往復の札幌便で8千万円、1日3便の福岡線で3億円超の赤字だったそうだ。(読売新聞)
県の役人も川勝も搭乗率が高いから収支が合うと未だに思っているようで、「搭乗率も他路線と比べてそん色ない」と納得していないようだが、読売新聞が伝える静岡支店長の次の言葉が現実を語っている。
「搭乗率はあくまで目安。何割を超えれば黒字になるというものではない。空港の運営経費は便数が多ければ単価が下がるが、1日4往復では割高になる。」
いわゆる、規模の経済を考えれば当然だ。
しかも、JALのように人件費が高コスト体質の航空会社においては収益構造(http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/kukou3b.html#①)から見ても納得だ。
明日からはFDAがJALに代わって運行するそうだが、かなり早期予約なら互角だがビジネス狙いの直前日までの運賃は相対的に高い。
搭乗率が高くても6月から減便の小松便同様、観光需要が主でビジネス需要が安定しなければいくら税金で支援を受けていても経営的には苦しいだろう。
しかも、再び安全性に疑問を持たれるような不祥事があればFDAも終わりだ。
今年は羽田の拡張・発着枠拡大・国際化と鉄道アクセスの改善、成田空港の発着枠拡大と新型スカイライナー「成田スカイアクセス」のデビューなど首都圏空港の競争激化が始まる。
少なくとも県東部は今でさえ少ない静岡空港利用だが、さらにそちらに流れるだろう。
成田に格安航空会社が算入すれば県中部圏の観光需要も大きく動く。
それでも県は多額の税金で静岡空港利用者、空港運営会社、FDAを支えるのだろう。
何のため、誰のための行政かなど真剣に考えることなく、ただただ天下りャXトのため、空港のためにと。
いっそ、県など無くせばいいのに、という声がでるのも時間の問題かもしれない。