末っ子とマイライフ

わたしんちには、子が四人いるが、大きい子たちとサービス業の夫にはそれぞれの生活があるので、
ほとんど末っ子と二人で過ごすわたしである。

わたしが台所に立って料理をつくり始めると、末っ子もなんとはなしに手を出したり、違う一品を作り始めたり、

食べ終わって、わたしが片付け、末っ子が風呂掃除といつの間にか別れて動いて、

わたしがお茶を淹れたり、末っ子がバナナジュースのようなデザートを作ってくれたり、

あとは、まったりムード。

末っ子はゲームをしたり、わたしはスマホ
テレビを見たり、お互いにやりたい事をダラダラやって過ごす。

老夫婦かいな。

いけない。

近ごろ、改めようと我々は思い立っている。

末っ子が、テストを出してきて、
これからはお便りもだすね。と、言った。

五年生終わり間近にして、この進歩。

あまり関心もないけれど、一応テストを見て、ここはなんで間違えた、もう一回やってみなさい、なんて言ってみるけど、

あー。
もう、四人目だからさあ。

なんか、一緒に漫画描くとか、そういう事、しない？

盛りだくさんの日曜日

末っ子が、4月から六年生になる。

4月からの年間予定表を見て、どびっくり！！

毎週毎週毎週試合だ！！

今日は、４時に末っ子を引き取ってから、お茶して（スフレパンケーキをいただきました！）量販店に出向き、積極的に一緒にフラフラ！！

なんというか、いまどきの子どもって、忙しいのね。

付き合うお母さんも、忙しい。

でも、だから、お互いに、やってやってんだぞ！って、愚痴がでないように、わたしにもうまくつきあってもらいますからね！

ハグハグ運動推進中

末っ子が、サッカーの試合を終えて帰ってきて、解散場所に迎えに行った。

つい、癖で、
お帰り！と、迎える時に、
ハグしてしまう。

なんというか、末っ子は、ふっくらタイプなので、つい触ってしまうのだ。

学童保育に行っていた時も、迎えに行くと、毎日お友達にくっつかれていた。

それが毎回違うお友達なので、なにか触りたくなる要素のある子なんだと思う。

末っ子自体も、家で兄やら姉やらにもとにかく頭をなでられたり、ギュッとハグされたり始終しているので、一回一回反応したりしない。

されるがまま、なのである。

今日サッカーの解散時に、ハグハグしているわたしたちを見て、隣にいたママ仲間も、彼女の息子にハグしようと手を広げて、おかえりー、と、言っていた。

さすがに小学五年生男子であるから、なんだよー！みたいな反応だったけど、嬉しそうなのをわたしは見逃さなかったぞ。

こうやって、日本の小学生男子も、ママンの愛情表現を、もう、しょーがねぇ、、、と、受け取れるようになったなら、

彼らが大人になったとき、ちょっと、素敵な事になるんじゃないかなあ。

と、思ってオバちゃんは、ハグハグ運動推進します。

日常生活改め月間！

スマホが、ヤバいだろ。

どう考えても、中毒だ。

時間がない、時間がないって、スマホいじってるからだ！

スマホを鍵のついた箱に入れてさらに高いところに置いて、なかなかできない環境に、しようかな、

と、言ったら、ヨガの先生に、それだけやるならやめなさいと笑われた。

そらそうだ。

とりあえず、アラームで起きるのはやめた。
枕元には持ち込まず、目覚まし時計で起きます。

うん、もう、
わたしのエネルギーを、サラサラサラサラスマホの世界に垂れ流しちゃいたくないわけよ。

現実の世界に、エネルギーを使ったら、さて、どうなるかな。


と、スマホから投稿しているわたし。

あの日の馬

ふと、タンスを見ると、馬の絵。

末っ子が、6歳の頃に、木のタンスに釘で馬の絵を彫っているのを見つけて、

コラーッ！

と、急いで止めた。

けれど、末っ子が冷静に、

いいの？今止めると、途中になっちゃうよ。

と、言うもんだから、

うむー。
では、完成させてください。

と、いうやりとりがあった馬の絵だ。

やっぱり、完成して良かった。

五年経ってみると、なかなかの感動もの。

もっと経ったら、もっと感動するのかな。

息子、いい顔。

アルゼンチンに行った息子から、やっと外国チックな写真が届いた。

街中でタブレットなんて持っていたら、危ないそうで、
そんなに写真をとれないとの事。

ブエノスアイレスの港の写真に、妹たちは、横浜みたい！との感想。

たしかに。

それまでも送ってきてくれた写真が、
サッポロ一番と部屋のクローゼットの日本風の扉の写真だったので、
全然外国感がないのよね。

でも、いい顔してる。

ノビノビとした顔。

子供たちが、ウジウジグチャグチャしたときに、自分で考えて動くような用事を頼むと途端にシャキンとするもので。

息子は今回、住む部屋を決めたり、自分で動いているから、面白いんだろうな。

いいなあ。
いいなあ。

自分で動く快感って、いいなあ。

ちゃんとするのか！？君が！？

サッカーの子たちに、よく聞かれる。

ガクト（末っ子）は、あんまり怒られないの？

わたしがおおらかに見えるらしい。

うーむ。おばさんの機嫌の悪い時は起こられるよ。

と、言うと、

えっ！

起こられるのは、子供が悪い事をした時じゃないんだ！

子供たちが意外な顔をしている。

そうそうそう。
全くもって、未熟なのは、わたくしの方でござんすの。

末っ子が、4月から六年生になるにあたって、生活を改めましょう、のムーブメントがにわかに湧き上がる我が家。

ダラダラしていた小坊主が、2人の姉にコテンパンに叱られて、1日の行動の計画を立てている。
（姉たちの機嫌が悪かったのかな）


六年生になるまでにコレを習慣化して定着させる事ができたら、本当に素晴らしい子になってしまうぞ。

さて、わたしの好きな言葉は

予定は未定で、決定ではない。

である。

無理すんなよ。
ご機嫌バージョンのわたしが、おおらかに見ている。

サッカーディ！！

今日は、末っ子のサッカーの親子大会。

リクレーションで、親チームと子チームで対決するのだが、お父さんたちはけっこうマジで、ビビる。

すごい速さで、人やボールが飛んでくるのだ。

サッカーのコートの中ってこんな！？

大迫力！！！

次々とパスが通ったり、ミラクルな技を間近で、目撃する。

（と、いう感想が出る時点で、他人事。わたしは、まるで戦力にはなっていません。）

試合の合間には、いつの間にか子たちに囲まれて、話が盛り上がるのも面白いし、

上の子と同級生だった子が、コーチみたいになってきていて、
末っ子を気にかけて、声をかけてくれる場面なんかも嬉しい。

さて、六年生は卒団していった。

次は、君たちが、先頭になる番。

あと一年。
あっという間だろうな。

わたしも、あらゆる瞬間の目撃者になろう！！

子供らが、大きくなってきた。

最近、思うのは、子供たちが面白い。

ちょっと前までは、
いつまで、手を目を心を、かけさせるんだ、こ奴らは、まったく。

なんて思っていたのだが、（ハイ。始終イライラしているお母さんでした。）

近頃は、子供たちが大きくなって、一人一人の人格が出てきた。

そしたら同志が増えたみたいな感覚がする。

遠くに見える北極星を、並んで目指している感じ！？（カッコよすぎるかな）

よく考えると、わたしの腹から出てきて、わたしの偏った世界観で色々引っ張りまわした四人なのだ。

わたしと話が合うのは当たり前だな。

最近、面白かったのは、
小5のチビの末っ子に、

ママじゃあてになんないから。

と、言われた時。

お。頼もしいじゃないですか。

わたしだって、あてにされたら、たまらないもんね。

秘密の夢は。

オレは今日、将来なりたいモノを決めなきゃいけないんだ。
宿題で。
明日、発表するの。

小学五年の末っ子が、半べそかいて言う。

なりたいモノなんて、ないよーっ！
ニートがいいんだあ！

ええ！？
ニートを美しい物だと思ってもらっちゃ困る！！

いやいや、本当は、なりたいモノは、あるのは知っている。

ただ、みんなの前で発表って奴にビビっちゃってるんだ。

ねぇ。
オレの夢は、公務員にするよ。
公務員って、なに、やるの？

そうか、なりたいモノを既存の職業から選ぶのか、半べそなはずだ。

そして、公務員を改めて聞かれると、わたしもよく、わからない。
身内に、背広着て働いてるような人が皆無だったので、本当によくわからないのだ。

じゃあ、警察官。
警察官でいいや。
理由、無くしたモノを探してあげれば、みんなに喜ばれるから。

はい。宿題終わり。
やったね。

あーあ。
みんなには秘密の君の夢、ちゃんと温めて、かえしてあげてね。