ガットが16×19パターンの315XTCとの違いは?
いよいよ今夜は錦織選手対フェデラー戦ですか。見ているだけでこちらの神経が
やられてしまう試合になりそうな予感が。
軽く打ってみました。改造しラケットは重くしてあります。
ガットはAKプロ17を52pで張りました。
やはりストリングパターンが18×19というのが一番ラケットの性格に与える
影響が大きいようで16×19パターンの315の方より打感がカチッとしています。
ボールの軌道も低く出やすい感じでした。
なので個人的にフラット系の厚い当たりで打つのが好きなのもあって、315より
305の方が感触が良い感じでした。
スライス、スピンのショットはやはりパターンが荒い315の方が引っ掛かりが
良いという感じで、305の方はどうしてもボールが低い弾道になりやすく
スピンも少し引っ掛けにくい感じもありました。
ただ元々打感がソフトでボール持ちが良いフレーム特性のラケットなので
18×19のパターンでも早いスイングスピードで打ってしまえばホールド感は
出てくるので、スライスやスピンが打ちにくいという感じはありませんでした。
この辺はテクニファイバー独自の縦が18だと普通は横は20本にするところを
19本にしているところが多少影響しているのかもしれません。
ホント昔からテクニファイバーは縦18本でも横は19本っていうので中途半端
というかちょっと変わったメーカーだなぁと思っていたのですが、スライスは
縦ではなく横ガットで引っ掛けるような感じで打つのが良い、という話も
ありますし、縦18本でも横は19本というのが意外と流行ってこれから
他のメーカーも追随したりして。
315XTCと比べてコントロールだけではなく、若干面安定性も高くなっているような
気もするので、引き続きもうちょっとしっかり打ってみてどうなのか
確かめてみたいと思います。