試合で使うには相当な覚悟が。
試合でも使ってみました。正直どっちもかなり厳しかったのですが
シングルスよりもダブルスの方が個人的には厳しかったです。
ウルトラツアー97を使って唯一?良さを感じれたのはサーブで
相手関係なくしっかり打てるので良かったんだと思います。
ただ苦手な部類のリターンはいつにも増して厳しく、ある程度はしっかり
打ったかなと思ったリターンがストレートなどに厳しく切り返される
場面が何度も。どうやらいつもよりもボールが軽く、伸びてなかった
ようです。常に厚い当たりでボールを真で捉えてぶっ叩くことが
できれば威力も乗ってコントロールが良いラケットになるのでしょうけど。
フレーム厚が20mmでフェイスが97インチなのでスペック的にヘッドの
プレステージだとMPの方に近いのかなと思っていたのですが、それは大きな
間違いで、どっちかというとMIDの方でした。
相当厳しいラケットです。
フェイスが97もあるのでミッドサイズのラケットなどど比べると空気抵抗
を感じ、振り抜くのに余計にパワーが必要になる感じです。
これが90とかせめて95ぐらいだったらもう少し楽に振れるのでしょうけど。
ということで昔のモンフィス選手のラケット、プリンスのEXO3レベル95を
引っ張りだしてきてちょっと打ってみたのですが、個人的にはレベル95の方が
楽に感じました。打感にガシャっとした雑味があるものの、フレームのしなり
もあり、フェイスが95サイズなので振り抜きも良くボールの飛びも
ウルトラツアー97よりは良く、ちょっとだけ楽な気がしました。
まさか昔のこっちラケットの方が楽とは。
ウルトラツアー97をもう少し楽に使えるようにするにはラケットのトップの
部分にオモリをもっと付けるしかないようです。現在の重さは357gなので
あと5gぐらいは付けられるので次に使うときはもう少しオモリで調整して
みたいと思います。