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ガットが縦2本多いだけで結構違う?
315XTCと305XTCのどちらかを選べと言われたら、、難しい選択ですが
シングルスなら305XTC(18×19) で、ダブルスなら315XTC(16×19)
の方を選びたいというような感じでしょうか。
両方のラケット共、改造して重さを変えガットも違う状態だったので純粋な
比較ではなかったのですが、大体の感じとしては、、、
サーブの威力とコントロール 305XTC
ストロークの安定性とスピン量 315XTC
ストロークの一発の威力とコントロール 305XTC
ボレーの安定性、威力、コントロール 引き分け
打感の柔らかさ 315XTC
面安定性 僅差で305XTC
個人的な好み 305XTC
正直、シングルスでもビッグサーバーが相手なら305だと厳しいところも
あるのでガットのパターンが荒くてリターンが楽な315を選びたい感じです。
305XTCの方で軽く面を合わせて返したリターンだと、どうしてもボールが
軽く浅くなりがちで、その後に相手にしっかり打たれて主導権を奪われてしまい
劣勢になりやすい感じでした。やはり厚い当たりで打ててない時は縦が18本の
パターンのラケットの誤魔化しが効かないシビアさが出ますね。
左が315、右が305。縦の間隔は305が狭いけど横は19本なので両方同じ。
305を使っていて一番武器になったのは自分から攻めて打てている時の
ボールのコントロールでした。
特にサーブではその恩恵が大きく、フラット系で打つ1stサーブは
いつもより強気でいけました。
2ndサーブは回転系になるので305だと少し回転量は落ちてしまいますが
しっかり打てている時はコントロールも効くのでなんとかなりました。
305と315を比較してきましたが、両方とも基本的にソフトな打感でボールの
飛びも悪くなくスピン性能もあり、デザインと機能性も高いという、とても
素敵なバランスの良いラケットでした。
個人的に今は肘が少し不調なので、次の日に肘が痛くなる心配がほぼ無い
ラケットというのは非常にありがたいです。
肘の調子次第ですが、近いうちに315の方にポリファイバーのエボリューション
を張ってみてガットの性能とラケットの特性がどう変化するかやってみたいと
思います。