いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

心を殺して

2004年04月02日 | その他
こころはどんなものだろうか?
やわらかいもので、辛い記憶は切り離したり、
硬くなったりして、柔軟性を失っているのだろうか?

それともスポンジのようなもので、
カラッカラに乾いたとしても、
愛のしずくでまた潤いを取り戻す
そんなものだろうか?

それとも石のようなもので
少しずつ磨いていくのか、
辛いことがあるたびに削れていくのか・・・

歳をとるたびに柔軟性が失われていくような気がする。

きっと今が一番辛いときなのだろう。
時間をかけて少しずつ心を切り取り、
すこしづつ殺していけば、
この切ない気持ちも消えてしまう。

そうしてしまえばその気持ちは
二度とは戻らない気がする。
たとえ後で相手が自分を
受け入れてくれる日が来たとしても。

でも、それでいいのかもしれない。
一人で生きて行ければ、単調な波のない世界。

喜びもないかわりに深い絶望もない。
心を殺して、その孤独の中に入って行きたい
そんな日もある。

君の望む関係を築いていこう。
心は死にゆくとしても。

君のルールに従う。
君が好きだから。
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