いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

あいまいな記憶

2004年04月20日 | 考える
最近記憶があいまいなことが多い。

ここで言いたいのは何かの行動を起こしたことにより、
なんらかの印象を受けるのだが、
その心の中に焼き付けられるイメージというものが
きわめて薄くなっているという感じがするということだ。

10代、20代のころには
体験したことは鮮やかなイメージとなって心に
焼きついたような気がしているが、

今はなんだか心の受け皿から流れ落ちてしまい
あまり印象に残らない。

同じ体験をしても、心が柔軟なうちは吸収率も
よいが、歳をとるたびにしなやかさが失われていくのだろうか、
心に吸収されずにただ流れていくようになってしまった。

それは「とらわれのない心」とも言えるのかもしれないが、
感動や、驚きといったものも薄くなってしまったようである。

順調に大人の階段を登っているのか、
人として堕落しているのか最近わかんなくなってきた。

ただ、
心が澄み切る日はまだまだ遠い
ということだけはわかっている。
コメント
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