いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

何も見えてなかったのか・・・

2004年07月08日 | 考える
自分が意識しなくても
人にひどいことを言っていることがある。
どんなに気をつけても、
その人の受け取りかたで、
言葉は傷つける。

自分に自信があるのだろう。
努力すれば大抵のことはできるのだと。
自分にできることは人にもできると。

分かっているけどできないというのは
自分にとっては言い訳となる。
しかし君にとってはそうではないのだね。

「努力するとかしないとか、それ以前の問題なの」

そう言われて黙ったのは、
その意見を認めたからじゃなく、
自分がその人を理解できていなかったことを自覚し、
自分自身に失望したから。

決して同意して黙ったわけではないのです。
僕と君との間にはこんなにも
溝があるのかと、
たまらないほどの失望が
言葉を発することをやめさせたのです。

どうしても君の事を好きになれなかった理由は
そこにあったのかもしれません。

問題は分かっているのに、
できそうもないからと努力せずあきらめる
その姿勢が好きになれない。

私には無理だなんて、努力せずに言える
甘さが耐えられない。

ごめんよ、君の言っていることは
すべてが言い訳に聞こえて、
何も言うことができませんでした。