いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

好みのタイプは?

2004年07月13日 | その他
好みのタイプは?

と聞かれると、どうも答えに困ってしまう。
いままで付き合った人たちを考えると、
全く一貫性がないからであるし、
好きになってしまえば、少々のことは気にならなくなってしまう。

でも、これははずせないというポイントはある。
「付き合うことによってお互いが高められること」だ。
友達に話すと、
「そんなことだから結婚できないんだよ」
と言われてしまう。

でも、無理なのだ。
尊敬できない相手と付き合うことは感情的に
不可能で、どうしてもやっていけないし、
一時的には付き合えても、持続することができない。

いつも思い出す彼女がいる。
その人は本当にすばらしい人だった。
やさしくて、素直で、思いやりがあって・・・

でも、付き合っていると先が見えたような気がした。
このまま、付き合って結婚して、
子供ができて、一緒に歳をとっていくのだと。
今にして思えば、それこそが幸せであったのに、
そんな先の見えた将来はいやだと
みずからその将来を無くしてしまった。

それから長い年月が流れ、
いろいろ学んだこともあった。

しかし、思うのだ。
あのまま進んでいたら、あの小さい世界で幸せに
暮らしていたのだろうと。

その彼女以上に好きになることはもうないかもしれない。
寝顔を見て、この人のためなら死ねると、思うような人は。

その気持ちはあのときだけの
2度とは繰り返すことはない気持ちだったのだろう。

好みのタイプはまさにいたのだ。
それに気付かなかっただけのことだ。

「好みのタイプは?」
いつもその彼女を思い出す。
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