いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

おわりなきはじまり

2004年10月24日 | カウンセラー勉強記
7ヶ月に渡ったカウンセラー養成講座も今日が最終回だった。

きついこともあったが、講座を終えてみて、
自分自身の成長を肌で感じることができる。
出会った人々には感謝したいと思う。

先生方の挨拶の中で、最後の最後に気付かされた言葉があった。
「皆さんは訓練の結果、ありのままの自分を話すことができるようになりました。
 だけど、普通の人はありのままの自分自身を話すということには抵抗があります。
 自己開示は簡単にできることではなく、世の中では「できないこと」のほうが、普通なのです。」

今までの疑問が氷解した瞬間でもあった。

自分自身の思いをそのままに述べる。
そのことはむしろ自分の中では当たり前であった。
しかし、他の人はそうではなかった。

だんだん見えてきた。
自分は自分自身を飾らず、ありのままに出す。
それを世の中は受け止めてはくれなかった。
「また始まったよ・・・」みたいな対応が常であった。
しかし、自己を見つめずに責任は周囲にのみあるのだと
頑固に信じ続けた。
それゆえに孤独となった。
ますます孤独を周囲のせいにした。

だけど、自分自身が無責任に発した言葉が他人を傷つけ、
孤独を際立たせたこともあっただろうし、
時と場所をわきまえず本音で話すということは
話す側にも問題があるのだと
思うようになった。

出会いが縁となって、
学びが生まれ、
自己と向き合い成長する。

講座は終わったが、
命尽きるまでは日々向上を目指していきたい。
そう思った。

「おわりなきはじまり」がまた始まる。
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