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いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

時間と力

2005年04月11日 | 考える
「柔よく剛を制す」という言葉がある。

なかなかに、難しい言葉だ。
しかし最近はその意味がよくわかるような気がする。

ぱっと見ただけでわかる問題はたいしたことではない。
だけど、ボディブローのようにすこしづつ、すこしづつ効いてくる
ものは気付くのが遅れるだけに厄介だ。

病気も、あからさまにわかる外傷よりも
日々の少しづつの積み重ねによる生活習慣のほうが恐ろしい。

本当の脅威は静かにやってくるものだ。
日本では食うや食わずの時代はとっくに終わっているが
今度は身体ではなく、こころの問題が出てきている。

真実は変わらないものの中にあるのではなく、
変わり行くものの中にあるし、
今強いものは次の弱者であるかもしれない。

吉野家のようにデフレ戦争で勝者になった後に
BSE問題で弱者となる。

時間軸をずらせば、強者は強者でなく、
弱者は弱者でない。

ならば、続けていくことこそが
重要なことなのかもしれない。
コメント
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