いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

大人になったからといって

2005年04月14日 | 考える
まだ幼かったころ、「大人」はすばらしく見えた。
何でもできるし、どこへでも行ける。

そうして年齢は大人になった今、自由さを持て余す。
おそらく、地球では物質的裕福な国だし、
贅沢さえ言わなければ衣住食に困ることもない。

しかし、自分を振り返り、周囲を振り返ったとき、
豊かさとはこういうものなのかと、考え込んでしまう。

子供のころに思い描いていた生活はいまだ実現されず、
便利になったことと引き換えに、不要な心配事も迷い込む。

自分自身は幸せか。

自分自身にそう問うときに「幸せとは何か」ということを
考えざるを得ない。

自分にとって何が幸せかを知っている人こそ
本当に豊かな人なのかもしれない。

そうであるならば、大人よりも子供のほうが
幸せなのかもしれない。
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