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日常についてつぶやくブログ

メトロポリス

2019-02-06 17:24:07 | アニメ
やっと、レンタルDVDのアニメ映画「メトロポリス」観ました。

りんたろうさん作風らしく、色々モチーフ盛りだくさんながら、ストーリーの輪郭おぼろげで進んでいくけれど、手塚作品のテーマの押さえはあった感じですね。
実は、先に手塚治虫漫画原作読んでいる。
今回の作品は原作とは大幅に設定などが変わっています。

ちょっとなかなかに描写が残酷な感じもあり。
権力者のエゴイズム、ロボット管理化され、権力者がはびこる世界からクーデターを起こそうとする革命家もしっかり、反対の勢力者に組み込まれているという愚かさとか、ロボットと人間のせめぎ合い(仕事を取られる~!!)の辺りは、AIが人手不足解消のためにと導入されている現代を知ると笑えないな~、と思ったり。
ロボットが人間的だったり。

しかし探偵のおじさん、甥になるのかな?のケンイチが行方不明なときに、なんで悠長に屋台でポップコーンか何かを食べてられるのかぃ??(笑)

ティマ(原作ではミッチィ)が可愛そうだな、と思いましたね。
終盤の、ティマの描写が、容赦ない(泪;)。

ロックが義理の父レッド公に抱く偏愛が凄まじい;;あの椅子は、お義父さんが座るようには元から設計はされていないのだよ(汗;)。

りんさんは、ブルースやジャズがお好きなのかしらね?都市崩壊で、ルイ・アームストロング→レイ・チャールズでした、流すのってどうよ?と思いますが・・・。
そうか、、「愛さずにはいられない~」(英語で)とロックの偏愛と架けているのか。恐るべし!!偏愛!!怖い;;;

ハーロックでもエンディングでブルースですしね。あのブルースは好きですよ。

りんさん版ハーロック見た人が「メトロポリスみたいだ」なんて言っていましたが、確かに雰囲気は似ている。「はきだめの星」辺りとか、退廃的な街並みなんかが似てはいますね。

初めて、ようやく観ましたが、そこそこ面白かったです。
当初は小松原和夫さんが作画手がける予定だったのですね(泣;)

そう、AIの仕事場への導入、この作品が描いているように、弱い立場の人の仕事が無くなってしまうなんて事にならなければいいな、と案じています。
我が家の息子達のような子たちの将来が気になりますね。杞憂であればいいですが。

コメント
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