盲目のピアニスト辻井伸行さん(20)の快挙凱旋帰国のニュースが毎日の
ように流れていますね本当に生まれつきの全盲から、彼の才能に気が付き
伸ばして差し上げたご両親に心から拍手です。
若き天才ピアニストで、思い出したのが、これ
「僕のピアノコンチェルト(ViTUS)2006年」
スイスのフイディ・M・ムーラ監督ドイツ映画
6歳のヴィトスを演じたファブリツィオ・ボルサニも、12歳のヴィトスを演じた本物の天才
少年テオ・ゲオルギューも、目がくりくりと大きくて可愛らしい。・・・好みは6歳
初めて買ってもらったおもちゃのピアノで「ハッピーバースデー」を弾きこなし、
幼稚園では地球温暖化について語り、お遊戯そっちのけで辞書を読みふける・・・
IQは高すぎて測定不能(笑) ・・・あとから180っていっていたかな?
ふと・・・ジョディー・フォスターの「リトルマンテイト」もよぎります。
おじいちゃん役のブーノ・ガンツがすごくいい
雨漏りする家に住んでいるけど、空に憧れ、6歳の孫も決して子供扱いはしない。
刃物を使わせて、ヴィトスのママから「何考えているのですか~?」と、怒られても
「遊びではないよ、仕事だよ。」と優しくキスして、花束でごまかしてしまう(笑)
素敵なおじいちゃまです。 ・・・・私も素敵なおばあちゃまになりたい
天才故、学校にも馴染めず孤独な日々。親の期待や将来に悩む孫ヴィトスに
「心に迷いが生じたとき、ひとつ大事なものを手放してみろ。何かが見えてくる。」
とアドバイス。このアドバイスでヴィトスが手放したものとは?
おじいちゃんは12歳のヴィトスを心から信頼し、全財産をかけ最後までヴィトスとの
約束も、ちゃんと守ってくれます。
おじいちゃんの夢・・・空を飛ぶこと。将来何になりたい?の会話で、
「おじいちゃんみたな家具職人か普通の人かい?」に
「おじいちゃんは、普通じゃないよ。」と返すヴィトス(笑)
「飛行機は地上にとまっていれば安全だけど、飛ぶために作られたんだよ。」
「人生は一人で演奏するソロではなく、響き合いながら奏でるコンチェルトの
ようなもの・・・。」
12歳の天才ピアニストが奏でるピアノ曲と、ちょっと生意気な人生観も楽しい
Neko★お勧めの映画です。
ThankYou