金環日食より騒がれていますが、今世紀最後となる天体ショー~
ヴィーナス・トランジット(金星の日面通過)の6月6日まで、あと一週間となりました。
日食観測メガネは、捨てずお手元にありますよね~
でもその前に、メガネがなくても安全に観れる部分月食があります。。。
金環日食で、太陽を劇的に遮った月が、6月4日に地球の影に入ります。
≪AstroArts資料≫
最大で37.6%欠ける部分月食です。こちらは、肉眼で観測できます
そして6月6日....これを逃すと次回は、105年後の2117年12月。まず無理ですよね(笑)
前回同じ現象が起こったのは、2004年の6月と8年前。でもその前は1882年の12月。
あれ?なぜ?.......金星が地球の軌道面を横切る位置にあって、
なおかつ内合が起こるタイミング?これはおよそ243年に4回しかないそうです。
まあ~難しいことはさておき.....(知りたい人はくおんさんへ笑)、
今世紀最後という~ヴィーナス・トランジット、金星の太陽面通過
見どころは、金星が太陽面の縁に重なる瞬間です。
特に重なり始め(第1接触)と終わり(第4接触)の瞬間を見逃さないように・・・
また、金星が太陽面に入りきったとき(第2接触)と再び太陽面に接したとき(第3接触)には、
太陽の縁と金星がつながったように見える「ブラックドロップ」と呼ばれる現象が見られることがあります。
かつては金星の大気がブラックドロップを引き起こすと考えられていましたが、
現在では望遠鏡のピントが合ってないなどの理由で生じる見かけの現象だと分かっています。
≪これは東京時間です。≫
時間は、前回より少し早いですが、6時間と長いので、ぜひ観測してみてくださいね~
ヴィーナス・トランジット
ThankYou
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