素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

大丈夫?

2014年08月18日 20時46分14秒 | 日記
実家に帰ったとき、姪っ子が古事記に興味を示したので、ちょっと本日本屋に寄って、子供でも読めそうな古事記の本探したんですわ。
(切欠は妖怪ウォッチ。どうも妖怪の必殺技に「ヤマタノオロチ」ってのがあるそうで)
実家にあるの、竹田先生執筆の「現代語・古事記」だけですからなぁ。ちょっと、小学生には難しいです。
内容については、右の人が書いただけあって、少しも、これっぽっちも、全く問題を感じないのですが。(おい
小学生には読みづらいのはどうしようもない。

なので、探しに行ったんですが。

一冊易しそうなのを見つけたので、内容をパラッと確認。
別天神の段階から日本神話について書いているので、多分大丈夫だろうと思い、購入したんですけど。

家に帰ってさらに確認したら、神武天皇の実在を疑うような記述があったので。

おいおいおいおいおいおい;

神武天皇は初代天皇で、この世に初代が居ない王家は存在しないんだけど。
理由に「崩御されたとき137歳、寿命が長すぎる」ってのがあげられてたんですけど、サバ読んだだけかもしれないやんけ。
(それに一説では、古代においては1年に2つ歳を取ったという話もあるわけで。つまり歳のカウントの仕方が今と違う)

この世に父親と母親を持たずに生まれてくる人間が居ない以上、現実に現在も陛下がいらっしゃる以上、初代は居たに決まってんじゃん。

大丈夫かこの本;

でもま、禊の話だとか神の定義の話とかについては特に問題感じないので、これでいいか。
仁徳天皇の治世についてもちゃんと触れてたしね。
悪名高い雄略天皇についても「いいところもあるんだよ」と好意的に書いてたし。
(万一、姪がおかしなことを言い出したら、「初代が居ない王家は無い」ことを理詰めで話して修正すればいいか)
確か竹田先生が推薦してた漫画で読む古事記本あった気がするんですが、見つからなかったし。



闇芝居第三話「中身」

一般に「人形には念が篭る」と言われますよね。
人型の物体ですからな。イメージはし易い。
(今回の話とは関係ありませんが、宝石にも篭り易いといいます。理由は、手に入れづらく、大事にされ易い物品だから)
(そういう物品だから、フリーの状態になっていた場合。元の持ち主が無関心で手放したとは想定しづらいため)


今回の話はマトリョーシカを拾ってきた少年が、それを切欠に怪異に家を支配されてしまうというお話。

ロシアの人形ですよな。マトリョーシカ。
中に何個も何個も小さい人形が入っている入れ子構造のお人形。

今回の話、視聴後に感じたのは「ネット怪談・コトリバコ」ですかね。

あっちはパズルボックスの仕掛け箱でしたけど。

中に何かとんでもないものが入っていて、所有した者に災いを呼び寄せる。

多分、あのマトリョーシカ、持ってるだけでも良くない起きたのではないですかね。
そんな気がします。

で、今回の話の主人公の男の子、マトリョーシカを開けてしまい、母親同様元の人格を破壊されてしまったのか、中の怪異に乗っ取られてしまったのか。
まともな人間ではなくなってしまいます。
遅かれ早かれ、残ったおとーさんも仲間になってしまうんだろーな。

入れ物がマトリョーシカだったのがいい味出してましたな。
念の篭り易いイメージの人形としての性格と、怪異の入れ物の箱としての性質。
その両方を備えることが出来る。
開いていくたんびに、人形の表情が変化していくのも良かったですわ。
(常態→怒り→泣き→狂笑→???)