今週のペルソナ4Gですが。
前のアニメでのVS足立戦の補完的な内容で、面白かったです。
構成的には、共犯者エンドのプラス方向への改変?
いや、前のアニメでの足立もさ、良かったんですけど。
如何せん時間が足りなくて、立ち止まることができませんでしたからな。
ポイントだけ抑えて、駆け抜けた感じ。
でも今回は、足立をじっくり掘り下げてきた。
多分東大出だと思うんだよね。足立。
東大行ける人ってのは、大体子供の頃から勉強では他人に負けたことが無いような、ひとつ飛びぬけた学力ある人ばっかなんでしょうけど。
学力は無駄とは言わないですが、それだけで中心的立ち位置をゲットできるほど、世の中甘くないです。
まぁ、学力あれば食いっぱぐれはし難いから、かなり大きな力なのは間違いないですけどね。
足立、学力あっても人間関係を築くのが苦手な、人間力の無い人だったんだなぁ。
イザナギとマガツイザナギがぶつかった際に番長に流れ込んだ、足立の思い出。
ずっと一人で、愛想笑い浮かべながら、つるんでる連中を内心羨ましいと思いつつ、でもだからといってどうすれば自分もああなれるのかが分からない。
で、その無力感を忘れるために、勉強に打ち込んで、学力だけは上がっていったんだろうな。
で、社会に出たはいいんだけど。
人間力が無いから上には行けなかった。
イザナミは彼の事を「虚無の体現者」って言ってましたけど。
そこに至るまでの過程が描かれてました。
これはいいアニオリ。
上に行けなかったんだけどさ。
そのことについて、嘆き悲しんだり、他人恨んだりはとりあえずはしなかったんですな。足立。
ただ、色々面倒になった。
人間力ないから、どーせ何やっても上には行けない。
諦めてしまったんでしょうな。
……とはいえ、腹の中には世の中に対するどす黒い憎しみが無いはずは無いんですけどね。
にも関わらず、それを表に出さないのは「負け犬宣言」するのが悔しいからでしょうね。
頭はいいから。客観的にそんな自分を想像すると、みっともないからできやしないんじゃないですかね。
で、そんな自分に対して番長。
頭良くて、運動できて、コミュ力あるから友人にも恵まれ、カワイイ女の子ともいい関係を築きまくり。
よし、殺そう。(ちょっと待て
世の中クソだな!!
まあ、それはなんとか我慢するとしてもですね。
番長が来るまでは堂島さん一家を独り占めできたのは、足立だけだったんだけど。
番長が来たことで、そうじゃなくなった。
確実に、この嫉妬心ありますよね。
すごく幼稚な嫉妬心なんですけど。
新しい人がやってきたから、自分の居場所が奪われてしまう、って。
番長たちを苦しめてほくそ笑んでたことの動機ですかね。
コミュ力が無いから、番長を取り込んで、新堂島さん一家コミュを築こうとか、そっちの方向の思考に行かない。
むしろ頭がいいから、余計にそっち行かないんでしょうね。
どーせ実現不可能だから、と無意識のところで予測して、そういう可能性すら浮かばないんでしょ。
開幕で菜々子ちゃんの病室に行って、(多分)菜々子ちゃんの頭撫でて去っていってましたけど。
あのシーン、足立は犯罪者だけど、菜々子ちゃんを慈しむ心は持ち合わせてるんだよね。彼もまた、一人の人間なんだよ、と思うのと。
足立にとってやっぱ堂島さん一家だけは特別だったんだな、と伝わってくる。
番長との戦いの後。
足立コミュを極めた証として、番長がマガツイザナギを召喚可能になってるのはアツイ演出でしたな。
番長は「あなたにも絆はあったんだ」と、堂島さんちに足立用のマグカップがあったことを突きつけて、自分にはマイナスのカードしかないと諦めて俯き、虚無に沈もうとしている足立を救い出していましたけど。
その言葉が足立に届いたことを表す演出ですわ。
足立は犯罪者で、クズだけどさ。
だからといって虚無に沈んで暗闇の中で息絶えろってのは悲しすぎるというかなんというか。
これから真の意味で足立が贖罪をするためにもさ、番長のこの行動は正しいよね。
で、次の回。
番長がペルソナの綺麗どころを全集結させてクリスマスですか。
足立君、見てるか~?
キミが心通じたと思った男、この世の春を謳歌しているよ~?
(やめい
前のアニメでのVS足立戦の補完的な内容で、面白かったです。
構成的には、共犯者エンドのプラス方向への改変?
いや、前のアニメでの足立もさ、良かったんですけど。
如何せん時間が足りなくて、立ち止まることができませんでしたからな。
ポイントだけ抑えて、駆け抜けた感じ。
でも今回は、足立をじっくり掘り下げてきた。
多分東大出だと思うんだよね。足立。
東大行ける人ってのは、大体子供の頃から勉強では他人に負けたことが無いような、ひとつ飛びぬけた学力ある人ばっかなんでしょうけど。
学力は無駄とは言わないですが、それだけで中心的立ち位置をゲットできるほど、世の中甘くないです。
まぁ、学力あれば食いっぱぐれはし難いから、かなり大きな力なのは間違いないですけどね。
足立、学力あっても人間関係を築くのが苦手な、人間力の無い人だったんだなぁ。
イザナギとマガツイザナギがぶつかった際に番長に流れ込んだ、足立の思い出。
ずっと一人で、愛想笑い浮かべながら、つるんでる連中を内心羨ましいと思いつつ、でもだからといってどうすれば自分もああなれるのかが分からない。
で、その無力感を忘れるために、勉強に打ち込んで、学力だけは上がっていったんだろうな。
で、社会に出たはいいんだけど。
人間力が無いから上には行けなかった。
イザナミは彼の事を「虚無の体現者」って言ってましたけど。
そこに至るまでの過程が描かれてました。
これはいいアニオリ。
上に行けなかったんだけどさ。
そのことについて、嘆き悲しんだり、他人恨んだりはとりあえずはしなかったんですな。足立。
ただ、色々面倒になった。
人間力ないから、どーせ何やっても上には行けない。
諦めてしまったんでしょうな。
……とはいえ、腹の中には世の中に対するどす黒い憎しみが無いはずは無いんですけどね。
にも関わらず、それを表に出さないのは「負け犬宣言」するのが悔しいからでしょうね。
頭はいいから。客観的にそんな自分を想像すると、みっともないからできやしないんじゃないですかね。
で、そんな自分に対して番長。
頭良くて、運動できて、コミュ力あるから友人にも恵まれ、カワイイ女の子ともいい関係を築きまくり。
よし、殺そう。(ちょっと待て
世の中クソだな!!
まあ、それはなんとか我慢するとしてもですね。
番長が来るまでは堂島さん一家を独り占めできたのは、足立だけだったんだけど。
番長が来たことで、そうじゃなくなった。
確実に、この嫉妬心ありますよね。
すごく幼稚な嫉妬心なんですけど。
新しい人がやってきたから、自分の居場所が奪われてしまう、って。
番長たちを苦しめてほくそ笑んでたことの動機ですかね。
コミュ力が無いから、番長を取り込んで、新堂島さん一家コミュを築こうとか、そっちの方向の思考に行かない。
むしろ頭がいいから、余計にそっち行かないんでしょうね。
どーせ実現不可能だから、と無意識のところで予測して、そういう可能性すら浮かばないんでしょ。
開幕で菜々子ちゃんの病室に行って、(多分)菜々子ちゃんの頭撫でて去っていってましたけど。
あのシーン、足立は犯罪者だけど、菜々子ちゃんを慈しむ心は持ち合わせてるんだよね。彼もまた、一人の人間なんだよ、と思うのと。
足立にとってやっぱ堂島さん一家だけは特別だったんだな、と伝わってくる。
番長との戦いの後。
足立コミュを極めた証として、番長がマガツイザナギを召喚可能になってるのはアツイ演出でしたな。
番長は「あなたにも絆はあったんだ」と、堂島さんちに足立用のマグカップがあったことを突きつけて、自分にはマイナスのカードしかないと諦めて俯き、虚無に沈もうとしている足立を救い出していましたけど。
その言葉が足立に届いたことを表す演出ですわ。
足立は犯罪者で、クズだけどさ。
だからといって虚無に沈んで暗闇の中で息絶えろってのは悲しすぎるというかなんというか。
これから真の意味で足立が贖罪をするためにもさ、番長のこの行動は正しいよね。
で、次の回。
番長がペルソナの綺麗どころを全集結させてクリスマスですか。
足立君、見てるか~?
キミが心通じたと思った男、この世の春を謳歌しているよ~?
(やめい