素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

大どんでん返し。

2016年02月05日 21時22分24秒 | 日記
今週のスペシャリストですが。

犯してしまった過ちを償いたい。

そんな気持ちに惑わされ、また過ちを犯してしまう。
そういう悲しさを描く話なのかなと思わせて。

実は違いました。

冤罪で5年もブチ込んでしまったと思った男は実は真っ黒で。
全体の構図は実は犯罪者同士の仲間割れでした!

このどんでん返し。

面白かったですね。

冤罪というものの恐ろしさを描く話かと思わせて。
実は宅間と姉小路さんの相棒関係の深さを描く話ですか。

スペシャリスト、こういう話の起伏の多さが魅力ですねぇ。
こういう話をやると、掘り下げが甘くなりそうな。
その問題があると思うんですが。
じっくり一個を掘り下げるの、難しくなるからね。

でもそのあたりの弱点。
序盤で犯罪者ヤハシが冤罪を訴えたときの様子から、実は見抜いていた、という流れでカバーする。

冤罪で10年10ヶ月居た男が相棒だから、本当の冤罪で苦しんだ人間がどうなるか、それは私には分かる。

こういうアツさは嫌いではない。

来週は宅間を恨んでる誰かが、宅間を巻き込むカタチでテロを行おうとする話みたいですな。

宅間の昔話が楽しみですわ。
犯罪者の常識豆知識、毎回面白いですし。

ちゃんと筋道立てて言われてみれば「なるほど」と思うけど、結論だけ最初に言われると「何でだよ」と思う。
そんな感じの豆知識。

「新世界より」「悪の教典」の作者の貴志先生の探偵モノ小説に、主人公が泥棒の作品があるんですけどね。

これも、作中で泥棒の常識みたいなものが出てくるんですわ。
数分以内に仕事が完遂できない場合、その泥棒の仕事は失敗だ、とか。
ダミーの監視カメラは、防犯の役には立たない。何故なら、ダミーの監視カメラを作ってるメーカーは限られてて、そのメーカーのカメラであると犯罪者が気づいた時点で「これはダミーだ」と思われるから、とか。

言われてみれば確かにその通りだなーとは思うけど。
フツーに生活している人はなかなかそんなの気づかないよなぁ。

こういうのが楽しいんですわ。


来週も期待してます。