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素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

マンガ感想。

2016年02月16日 21時46分37秒 | 日記
ゲッサンの漫画・ヴァニラフィクションが最終回を迎えました。

フゥ。これでもう毎月ゲッサン買わなくて済む。
(ヴァニラフィクションを読むためだけにゲッサンを買っていたらしい)

感想ですけど、私は好きですね。
所謂真っ白な嘘ですか。

ヒロインであるエリを地獄に落とさず、ゲームを終わらせる方法。

ドラジエの代わりに自分が死ぬ運命を背負い、かつ自分の死を隠して生を偽装する、ですか。
自分が本当は死んでしまっていても、エリが「佐藤先生は生きている」と信じられる環境であるなら、彼女の心は救われる。
まさしく「真っ白な嘘」
ゲームに真っ当に決着をつけたなら、プレイヤーはどちらか片方は必ず死んでしまうわけだけど、こうすれば彼女の中では誰も死なずにゲームを終えることができる、ってわけですね。

今まで他人がどうすればバットエンド(地獄を見る)かでしか想像力を働かせることができなかった佐藤先生が、最後エリを幸せにするために想像力を働かせ、その結果死んでしまう。
単純なハッピーエンドじゃないのが良いですね。



今週の暗殺教室ですが。

二代目との語らい、短かったですな。
何故自分が負けたのか、それに関する会話もなかったし。

でも。

最後に二代目が笑ったことと。

過去の過ちは取り戻せないけど、同じ過ちを繰り返さないことは出来る。
この言葉。

これ、染みるわー。

戦いの解説より、こういう教育要素ネタを持ってきたの。
作品的にはこっちの方がいいですわな。

バトル要素あるけどさ、完全なバトル漫画でも無いんだし。

二代目の命は破滅に導いてしまったけど、教師として魂だけは救済できた。

そして。

茅野さんを救うことに、姉のあぐりさんの死の経験が生きた。
あぐりさんの死が無駄にならなかった。

話の構成として、無駄が無い運びですな。
ちょっと読んでて唸っちゃった。



ジャンプの新連載・鬼滅の刃。

世界観、明治の初期みたいな感じですが。
まずその舞台が気に入りました。

で。

鬼狩りの少年?の言葉

弱い奴には何も要求する資格は無い!

どれだけ残酷な世界で生きてきたのか。
それが伺える台詞ですの。

それでいて、自分の常識から逸脱した絆や魂を感じたら。
見逃してしまうのね。

ハーフボイルド?
だが、それがいい。

これから先。
人喰い鬼になってしまった妹と、鬼狩りに(おそらくなるんだろうと思うんですけど)なる兄。
どういう物語が展開されていくのか。

先が楽しみですわ。