素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

サンデー感想

2020年05月14日 00時00分00秒 | 日記
ノケモノたちの夜。

いきなりマルバスと同格の崩国の十三災の悪魔が二柱も来ましたけど。
しかも、剣十字騎士団と戦争をやるとかフいてる。

最初危惧した「邪悪な悪魔契約者」ではなさそうですけど、「危険な悪魔契約者」ですわな。

契約者のスノウの戦友・ルーサーですけど。
彼が戦争を望むのは分からんでもないかな。

戦争での達成感みたいなもんが無かったからだろうな。
失うだけで、何も成せなかった。
これは辛い。

右目も右腕も、記憶の大半も無いし。もう残ってるの、自分が戦場に立っていたという記憶だけじゃ、それに縋るしかないもんな。

単行本買ってないのでうろ覚えですが、ゴールデンカムイでも鶴見ら軍人チームが金塊を探すのも、確かそういう理由だったはずですし。
日露戦争で死にまくっただけで、領土も増えず、国の富が増えたわけでもない。
多大な犠牲を払ったのに軍人としてのトロフィーが無いから、金塊探してでかいことをやり遂げたい。
確かそんなことを言ってた気がする。

戦っても誰も幸せにならない、やめろとか言われても。
じゃあお前は俺に、抜け殻のようになって生きろと言うのかって話ですし。

難しいでしょうよ。



嘘月。

エロゲ・つよきすのカニルートを思い出した!
まぁ、あくまで思い出しただけですけどね。

カニというのは主人公の幼馴染の少女のあだ名で。
カニルートはその子がヒロインなんですけど。
このルート、幼馴染の男の子がライバルキャラになってて。
主人公は一時期「あいつの方がカニを想う気持ちが強いから」といって、身を引こうとするんですね。
でも、関係者はこう思ってるわけですわ。

「え?カニが好きなのは主人公なんだけど?カニの気持ちは無視か?」

で、結局そのライバルの幼馴染が一計を案じて、主人公をハメてカニに告白するように仕向けてゴールインする流れなんですけど。


嘘月の場合は、それに似ているように見えて、だいぶ勝手が違いますな。
まさか千鶴の想い人、自分の感情をガン無視して、他人に奉仕することを第一にするような、ある意味異常者だったとは。

千鶴の告白にOKしたのも、千鶴が可愛いからじゃなしに。
OKした方が幸せになる人が多い、っていう、ちょっと常人ではありえない、こういってはなんだけど「イカれた打算」の結果だったとは。

失恋するより恋愛成就した方が幸せになれるよね?
だからOK。

いや、それ違うから!

ちょっとでも「今は好きでは無いかもしれないけど、付き合ううちに愛着が湧いて、大切な存在になるかもしれない」って気持ちがあるなら、別にイカれては無いと思うんですけどね。
それすら無いみたいだし。

主人公が千鶴好きなのに気づいて、今頃「あんなに彼女に惚れている男子が近くに居たのに、OKしたの失敗だったな」って思い始めてるあたりで、もう。
彼に女吸血鬼がかけたテンプテーションが完全に効かなかったの、彼が深く千鶴を愛してるからじゃなしに、単に執着する能力が著しく欠けていたからだったんですな。

今後の彼だけど、千鶴に自分のおかしい判断基準を説明して「キミに恋焦がれる人間を探して、そいつと恋人になった方が良いと思う」とか言っちゃうんだろうか?
なんか、すごく言いそうな気がする!!