素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

鬼滅の思い出

2020年05月26日 00時00分00秒 | 日記
鬼滅の刃が終わって1週間が経過しましたけど。

私、何度も言ってますが1話から鬼滅の刃の連載を追ってたんですよね。
そのときの思い出話でも。

絵が粗い粗いって言われてましたけど、表紙のカラーの絵、綺麗だったんですよ。
新連載時の。

まずそこで興味持って。

1話読んでみるか、と思い読み始めたら、珍しい大正時代が舞台ときた。
そして、いきなり家族が妹除いて皆殺しというハード展開きて、その妹も鬼になるという救いの無さ。

そこに水柱の富岡さん登場。

妹を殺して欲しくない炭治郎は、土下座して「どうか妹を見逃してください」と頼むんですけど、そこで「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と一喝される。
ここで心が鷲掴みにされたんですわ。

あぁ、この作品、リアルだわ。甘くないわ、って。

実力のない奴の話し合いや、哀願で何も変わらんのよね。

バックに「こいつをねじ伏せるには高くつくな」「割に合わない。やめとこう」って思わせる何かが無いと、何も守れない。

弱者の土下座なんぞ、クソの役にも立たない。
それを一言で言い表した名台詞。

その後、何の戦闘訓練も受けていない炭治郎が、持って生まれたセンスで富岡さんを驚愕させる一撃を放ち。
鬼殺の剣士への道を示してもらい、話が続いていくわけですけど。

ここで、うん。とりあえず気に入った。
なんか続きそうにないけど、打ち切られるまでは読み続けるよ。

そして読者になったのですが。

修行パートでだいぶ話を使ったあたりで「やべえかも」って正直思いましたわ。
地味過ぎるから、アンケとれなさそう、って。
で、結構トントン拍子で炭治郎が実力つけていくので「ああ、これはもうだめかもしれない」と半ば諦めてましたね。

でも、そこで続いて。

あれでアンケ取れたんですかね?
それとも、あの段階で先のネームをだいぶ作ってて「これなら後で絶対盛り返すに違いないから」って言われてて、続いたのか。

業界の問題ですからな。
なんか色々あったのかもしれませんの。

で、本格的にこの作品に惚れたのは、遊郭編の上弦の陸「堕姫&妓夫太郎兄妹」の最期っすかね。
斬首されて、もう消滅するしかないこの兄妹鬼たちが、首だけで罵り合ってるのをみて炭治郎が「お互いを罵り合ったらだめだ」って諭すの。
たった二人の兄妹なのだから、憎み合って消えていくのはいけないと。
さっきまで、ギリギリの殺し合いをしてた相手に、ですよ?

ここ、絶対アニメで見たいので、映画が終わったら再度アニメの2期を作ってもらいたいですね。